SSブログ

最終日、最終回に駈け込んで来ました(^▽^)/【化け猫あんずちゃん at T・ジョイ PRINCE 品川】 [映像・音楽]

今日は午前中、通院する以外、予定が決まっていないので起きてから成り行きでどうするか決めようと思います。だって丸々三日お休みで少し陽射しも和らぎそうですから深く考えず心の赴くままに行動しようと思います(`・ω・´)キリッ

さて、今日は一昨日の夜、観て来た映画のお話です。



観て来たのはふとした事から知った【化け猫あんずちゃん】です。
ちなみにふとした事と言うのは新海誠監督の次作情報はないかと“X”を覗くと新海誠監督が面白かったと評されてたのを目にした事です。本作は日仏合作でアニメーション部分は【クレヨンしんちゃん】でお馴染みの“シンエイ動画”が担い、背景部分をフランスの“Miyu Productions”が受け持つと言う中々不思議な製作スタイルです。しかもアニメーション部分は「ロトスコープ」(演者の動きをカメラで撮影し、それをトレースしてアニメーションにする手法)かつその実写演出を山下敦弘監督が受け持ち、「ロトスコープ」を駆使したアニメーション本編は長編初監督となる久野遥子氏が受け持つと言う異様に贅沢な手法になっています。極めつけはカメラ撮影と同時にセリフも録音してあり、それをそのまま使うプレスコでもあるので何と言うか環境音も含めて生っぽいところが随所にあってアニメっぽくなくて良きでした。
 
そして、タイトルでもある「化け猫あんずちゃん」を演じるのは森山未來さんで「化け猫あんずちゃん」の年齢が37歳って事で妙にオッサン臭くって表情を含めて昭和のアニメを彷彿とさせながらも、最後は地獄の閻魔様まで出てくるからなんか不思議な世界観だよなぁと思ってる内に終わるのです。
 
エンドロールに流れる佐藤千亜妃さんの「またたび」が猫の大好物と思ってたら『また旅』って事でとても作品にマッチしてるいい曲でした。
映画オリジナルキャラクターである11歳のかりんちゃんの複雑な環境のせいで舌打ちばかりしてしまう事と生きていく為の嘘と亡き母への思いなど、ひと夏で彼女が成長していく様を通してあんずちゃんと南伊豆の池照(いけてる)町の人々と言うか妖怪たちが何とも言えないほのぼのさで描かれていて都会の喧騒をいつしか忘れ去せてくれる稀有な作品でした。
なお、配役もほぼ実写方面の方々で埋め尽くされており、声優さんに左右されず森の妖精ピーピーちゃんをピカチュウやチョッパーでお馴染みの大谷育江さんが演じられていたのもエンドロールで気づくくらいですから本来的な作品作りとして珍しく真っ当な作り方だった様に思います。
 
最後に何度か劇中で魅せるあんずちゃんの横顔がトトロに思えたのは私だけかなぁ(^_^;;)



nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 4

コメント 0

Facebook コメント