ラストマイルはお代わりすると距離感はどう変わるのか？【LAST MILE -ラストマイル- at MOVIX亀有】

昨日は曇天一辺倒でしたね。
今日は晴れる様なので熱中症に気をつけてお仕事ですわ。

さて、今日は公開初日に観て大満足だったあの映画のお代わりをして来たお話です。



それは【アンナチュラル】、【MIU404】と同じ世界線を共有する形、シェアード･ユニバース･ムービーとして描かれギガヒット中の【ラストマイル】です。
今回も【アンナチュラル】と【MIU404】をしっかり一周してから臨みました。
　
二回目と言う事もあって、一回目で見落としてたり、あのシーンはどんな意味があったんだろうと再考しつつ堪能しました。その一方でやはり突き付けられる南北に長い島国である我が国の輸送業が破綻する事は限りなく生活を維持出来なくなる事に直結する事を考えさせられるお話だなぁと言う事と観た方、誰もがラストマイルを担う現場の方の配送ロスがなくなる対応をしてくれるといいよねぇと思うのでした。


　
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一回目でうっかりスルーしたメロンパン号の雄姿を確認したり、やっぱ酒向芳さん演じる刈谷刑事のあの言えない一言に対する大倉孝二さん演じる毛利刑事のボソッと突っ込むやり取りはもう鉄板ですね。【MIU404】では嫌味な本庁の刑事に過ぎなかった刈谷刑事が所轄の毛利刑事と組ませる事でこんなにもラブリーになるとは素晴らしい脚本･演出･演技の掛け合わせあっての賜物ですよね。後はやはりエレナの立ち位置と孔との関係性が最初と終わりではまるで違ってるし、キャストがみんな、とても人間らしく描かれていて良きです。最後にいいところを持って行く正平さん＆祥平さんによる佐野親子も絶妙過ぎて、次作があったらまた出て欲しいくらいのキャラでしたわ。
　
でも、忘れてはならないのがエレナが“DAILY FAST”本社をも辞めると決め、アジア統括であるサラに「爆弾はまだある。」と言い放ち、ラストの「want!」、「want!」と無作為な誰かの欲求が木霊しながら終わる部分にとてつもない闇があり、その闇を大きくするも小さくするも、一人一人に委ねられていると語りかけられている様に感じた事でしょうか。
　
最後になりますがSE的にも犯人が実は冒頭で消えていた事も含めて【機動警察パトレイバー the Movie】とやはりその影響が製作に及ぼしていたと思われる【交渉人 真下正義】、両作品から受けてインスパイアされた感が半端ないなぁと思ったのは私だけでしょうか。
　
※関連リンク

お帰りなさい、アンナチュラル、MIU404！そしてようこそ、ラストマイル！【LAST MILE -ラストマイル- at MOVIXさいたま】

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