最初はただの変態殺人鬼だったのにねぇ。【スマホを落としただけなのに -最終章- ファイナル ハッキング ゲーム at MOVIXさいたま】

昨日までとは一転、今日は傘必須の一日になりそうです。
折角、リハビリの道行は久しぶりにラン＆ウォーク出来ると思っていたので悲しみしかありません。

そんな今日は数時間前に観て来た映画のお話です。



観て来たのは4年ぶりの続編かつ完結編となる【スマホを落としただけなのに -最終章- ファイナル ハッキング ゲーム】です。
一作目は劇場で観たのですが、二作目はちょうど母が他界した時期と重なっており、配信で後から観たのでした。4年ぶりと言う事もあって一応、お浚いをして臨みました。
正直、本作のタイトルは一作目とはかなり趣向が乖離している様に感じ、いつの間にかあのサイコパス･浦野が主人公ってどうなんだろう？と訝しんでました。どうやら原作小説の三巻を下敷きにしている様なのでまぁちゃんと完結してね、と言う思いを抱きながら臨みました。
結論から言うと何処か猫騙しを喰らった様にも映るエンディングでしたが、キャストインタビューでも初見で「エッ?」となったというコメントがあったので、そりゃそうなるけどこれが浦野と彼女にとってのハッピーエンドだよなと感じられたので良きかと。

それに一作目から本作までのヒロイン全員、それぞれの恐怖を乗り越えての幸せが描かれているのも中々に珍しい完結編じゃないかと思います。
でもね、田中圭さん演じる一作目のヒロインの伴侶となった富田、あなた、五年経っても騙されるよね(笑)
確かにアレを踏み台にクラッキングって分かる人は少ないかな。私は現実にアレに近い接続を試みられた事があるので、フムフム、冒頭のつかみとしては秀逸じゃないかとほくそ笑んで観てました。
何はともあれテクノロジーと天才の使い所は間違えない世界である事を望みたくなりましたね。

※関連リンク

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