ようやく5月です。
今日は、夜が明けたら久しぶりに新宿にお出掛けします。
向かう先はこちら、
『INSTANCE』と呼ばれるヨドバシフォトギャラリーです。
調べてみるとこちらはあの震災の五日後にオープンしたばかりなんですね。
ここでは今、『東北地方太平洋沖地震 被災者支援チャリティ写真展』なるものが開催されており、今回はとある呼びかけに応じた形で行く事になりました。なんせ、GWのない私には週末しか自由がありませんので、渡りに舟と言う奴です(笑)
さて、この写真展はプロ写真家60数名の雄志によるチャリティー写真展であり、各写真家の作品(フレーム付き)を1点15,000円で販売し、その売り上げを全額、日本赤十字社を通して、被災者支援のための義援金として寄付するんだそうです。
ちなみにその展示数はA3プリントを中心に100点以上が飾られてるんだとか。
なお、入場無料にて4月25日(月)から5月7日(土)までの13日間、朝は11時から20時(最終日は18時)まで開催されています。もし、このGWを東京で過ごされる方は是非、訪れてみては如何でしょうか! 5月1日 18:00追記
先程、戻って参りました。
とても風が強い日中でしたが雨がなかったので幸いでした。ただし、自宅近くになって少し降られてしまいましたけどね。
今回の写真展に行ってみての話に移る前にまずは訂正から。
初出エントリー時に「基本的に全体の写真のみしか撮影出来ないようです」とお伝えしてしまいましたが、 ※会場内は撮影禁止になっています。今回は特別に許可をいただいて写真撮影、blog掲載をさせていただいています。
というのが正しい表現になります。
紛らわしい表現を使い失礼しましたm(__)m
という訳で、写真展って行きたいけど敷居が高そうって思って尻込みされてる方のためにも以下の二枚のギャラリー風景を載せておきますね。その前に行き方を載せてなかったので改めてそこから説明しますね。
ヨドバシカメラ新宿西口本店前の新宿高速バスターミナル脇にある地下への階段を降りて『INSTANCE』の文字を追いかけて通路を進んでいきますとまず現れるのがこちらです。コンセプトとして『INSTANCE』の大小二つのギャラリーには名称がないので、大きめのギャラリーと言う表現を使わせて頂きます。飾られていた作品の数は確か80枚弱だったと思います。で、通路を挟んで対面にあるのがこちらの小振りのギャラリーとなります。こちらは40数枚ほど飾られていました。合わせて63名のプロの写真家の方の121作品が出展されているそうです。
1枚15000円で購入出来るのですが、中には一点ものの作品が多数あり、それらの中には既にSOLD OUTの札が掛かっていました。今回の発起人でもある写真家の山田久美夫氏と桃井一至氏から伺った話では購入金額は原資(プリント代や額装代)とほぼ同額になるそうで購入金額を総て義援金として寄付するとこのギャラリーの運営費や実際に掛かるコストは全部、賛同頂いた写真業界の主だった企業の協賛で賄ってるとの事でした。なお、一点ものの中には写真家の先生が自ら額装をしてるものもあったり、そもそもこれだけの著名な写真家の方の作品が一堂に介してその作品を販売するという事自体が初めてだそうで貴重なチャリティとなっています。
また、あくまでチャリティ目的の販売のため、個人が買える枚数の限度が5枚となっており、転売も遠慮して下さいとの告知がなされていました。当然と言えば当然ですよね。
ちなみにこの写真展の準備は実質3週間、写真家の先生方にお声掛けしてから2週間で漕ぎ着けたそうです。お声掛けもメールなら、写真のデータもメール添付やメディアでの回収という正に今だから出来たとも言える写真展だとおっしゃっていたのが印象的でした。
最後に今回、とても気に入った作品があったので微力ながら1枚購入させて頂きました。
会期終了後、五月末か六月に届くと思うので届きましたら紹介したいと思います。
最後にこのような機会を与えて頂きました山田久美夫氏と桃井一至氏、並びにWillvii(株)の皆様、ありがとうございました。被災地の復興がなった暁には違う形であってもこのような写真展が開かれん事を切に願います。今度はみんなが笑顔で平和を実感するために。