ただ、観に行った日はジャニーズ絡みの映画のムビチケ販売開始日だったみたいで大勢の女の子たちが密々で物販レジ前に列をなしており、このコ達と一緒に並ばされるのかと思ったら、他の作品のパンフなどを購入する場合、優先してレジに誘導してくれる様で労せずして買えました。いやぁ、この出来そうで出来ない対応をしてくれるとは“grand cinema sunshine”に対する株が爆上がりしましたよ(`・ω・´)ｷﾘｯ
さて、今作は来月から公開予定の【THE BIGINNING】と対となる作品であり事実上の最終作です。なのになぜ【THE BIGINNING】が【THE FINAL】の後に上映されるのかと言う疑問が観る前からありました。それはどうやら佐藤健くん演じる剣心の左頬の十字傷に深く関わる剣心の妻･巴(ともえ)の弟･縁(えにし)が率いる｢人誅｣との闘いが壮絶に描かれていると同時に縁が剣心に深い恨みを募らせる原因となっている剣心自らが巴を斬ったとされるまでのいきさつが何度もオーバーラップされる事でとっても【THE BIGINNING】が気になるわぁってなってしまった事で腑に落ちた次第です。だって縁との最終決戦も気になるけど、有村架純さんが演じた巴があまりにも儚げで美しく、武井咲さん演じる薫との対比も見事で巴が出る度にすすり泣きが館内に響いてました。つまり、監督としてはしてやったりの演出だったと言えるのではないでしょうか。 ↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
ちなみにパンフの装丁は第一作から同じで基本の色だけが違います。
確か、赤･白･黒･黄の順なので【THE BIGINNING】は何色になるんでしょうかねぇ。個人的には浅い紫つまり藤色なのかなぁと勝手に想像していたりします。値段相応に内容も濃いのですが、やはり【THE BIGINNING】で色濃く描かれる巴役の有村架純さんと辰巳役の北村一輝さんのインタビューは割愛されていました。まぁ、今作において(私は原作の後半を読んでいないので)原作にはないと思われる剣心演じる佐藤健くんと宗次郎演じる神木くんの共闘が観られたので大満足でしたけどね。宗次郎が『こんなにも背中を任せて戦える事はなかった』みたいなセリフを言うのですが、主題歌が“ONE OK ROCK”と言う事もあって、独立して同じ事務所を立ち上げた彼らに対するエールにも聞こえてしまいました。もし、そうだとしたら中々に粋な計らいだと思います。
敵役としての縁を演じた新田真剣佑くんは冒頭の電車内外を使ったアクションも見事だったし、最後の一騎討ちでの上半身に漲る筋肉が美しく凄まじく、これが【ちはやふる】での綿谷新と同一人物かと思うほどでした。
最後になりますが、コロナ禍が収まらないので予定されている公開日に公開されるか微妙な【THE BIGINNING】は今まで登場してきたキャラクターはほとんど出ないのではと危惧していますがもしかしたらアッと驚く演出があったりするのかなぁと思って待ちたいと思います。※関連リンク貫くは不殺の誓い!!【映画･るろうに剣心】今日は1100円で映画が観られる日だから映画を観ないとね(^_^)b【映画･るろうに剣心 -京都大火編-】不殺の誓いは未来の希望!!!【映画･るろうに剣心 -京都大火編-】不殺の誓いは活心也(なり)!!!!【映画･るろうに剣心 -伝説の最期編- at TOHOシネマズ 日本橋】