いやぁ、なんて快晴だったんでしょう。
G.W明けの週末の今日、(^_^;;
来週末からは、あの問題で中止にならない限りは、3週連続で週末小旅行状態になります。
なので、映画を見に行けるのも、この週末だけ。
取りあえず、夜の内にWEBで席を確保しておいたのですが、G.Wの疲れからか危なく寝過ごすところでした、(^。^;)タラタラですってば(笑)
それでも、席を確保してあるってのは、とても精神衛生上よろしいですよね。
便利な世の中になりました。
で、今回、朝一番で観てきたのは、言わずと知れた『GOEMON』でした。
まぁ、私が語るまでもなく、監督は『紀里谷和明』氏。
5年前に宇多田ヒカル嬢の旦那さんという事で、意外に女性層が観に来てるなぁと印象だった『CASSHERN』とどこがどう違うのと言う突っ込みが入る気がしないでもないこの作品。
お話しのテンポ自体は、日本人なら良く知った戦国武将、総出演なので『CASSHERN』と比べると一般層にも取っ付きやすいのかなぁとは思いましたが、果たしてエンターテイメントかと聞かれると否ですかね。(^_^;;;
象徴的だったのが終わった後のエレベーターの中で20代と思しきカップルが「なんかFINALFANTASYみたい」とか「『STARWARS』のストームトルーパーに足軽が似てて受ける」とかいう感想の嵐。
おーい、ストームトルーパーの原点、何か判ってんのかーーーーーい。(爆) 結局、どんなに作り手が趣向を凝らそうとも観る側にある程度の知識がないとこうも崩壊するのかと小一時間、ブツブツ。
内容的には可もなく不可もなくと言った作品でしたが、唯一、織田信長と豊臣秀吉の描かれ方が、通常と真逆に描かれていて私的には好感が持てました。
やっぱ、豊臣は好かんなぁというオチで。
この総て計算ずくの2時間ちょっとの時間というのは、ややもすれば独善的な押し付けとも取られかねない代物。観る側の想像力を演者の力量で賄う歌舞伎と違い、背景総てがCGで賄う事によって観る者の想像力をある一定のレベルに固定したお芝居で押し切る事でなんとか補完出来たのでしょうか。
観た方の感想を聞いてみたいものです。
あと、殺陣を練習しないで、ぶっつけ本番という撮影スタイルに異を唱える形での、綿密なまでの練習を繰り返して完成された構図の連続なんですが、真に迫力があるかというと・・・・疑問が残るアクションでしたねぇ。
クライマックスなんかは常人ではありえないそのタフさに酔いしれざるを得ないのですが、なんか最後の関ヶ原の合戦の幕引きの持っていき方がいいのに、映像がそれにシンクロしないなぁという残念感で一杯でした。
意外性のある持って行き方だけに・・・・端々にいい色彩が散りばめられてるのに、勿体ないなぁ。
おっと、忘れるところでした。
『CASSHERN』のときもそうでしたが、このパンフ、高い。
高いけど、妙に意匠に凝ってます。
CMでも印象的な五右衛門の目。
やっぱ今回、目が命なんでしょうね。(^_^)b
そして、左が中にパンフが載った状態。右がパンフを取り払った状態。
事が始まる前と事が始まった後という感じでよろしいですね、このダブルフェイス。
この外装も風呂敷包みを意識した感じでniceです。
そうそう、皆さん、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、それぞれ、色に喩えるなら何色だと思いますか?
まぁ、今までの写真や文章でなんとなく判って下されば、よろしいかと思うのですが・・(^_^;;;;
信長が嫌いじゃない私にとっては、なかなか良い配色だったですよ、劇中では、ね。
では。