ハリウッドは起源創りが得意?!【X-MEN : FIRST CLASS】

梅雨らしく、雨が降るのは毎年の事なれど今年はなんか様子が変ですよね。
なんか気温が抑え目で実に過ごしやすいですよね、例年に比べれば。
ただそうは言っても夏はある程度夏らしくならないと作物などの成長に著しくマイナスに働きますからそろそろ、徐々にアクセルを開けて体を慣らさせて欲しいものです。

そんな梅雨明けの夏の気温を心配しつつ、実はねぇ、考えてる事があります。

現在、我が家のお散歩カメラ【DSC-TX100V】ですが、この間、総括したように【DSC-T9】のようにストレスなく相棒として振る舞うにはちょっと物足りないんですよね。

で、この間、映画を観た帰りにヨド錦で久しぶりにRICOHのCX5を弄んだら，何気に進化してたんですよねぇ。その脇にはDP2Xもあってなんだか俄然、SONY以外のコンパクトに目がメラメラと(爆)
なんかCX5なんて一体何世代前からこのメニューだよって言うほど変わらない外観とUIなんですが、だからこそいつ触ってもすぐ使いこなせるんですよね。カメラは目と手の延長ですからこういう道具然とした作りこそ評価されるべきなのに、なかなか評価されないですよね。
　
おっと、前置きが脱線し過ぎましたね。では、そのカメラを見た日に鑑賞した映画のお話しを始めるとしましょう(^_^)/

観て来たのは封切られたばかりの【X-MEN : FIRST CLASS】〈邦題:X-MEN ファーストジェネレーション〉です。X-MENシリーズは2000年の第一作を劇場で観ただけで後の二本はかなりおざなりに捨て置いてたのですが、丁度二年前に観た【スター･トレック】のカーク船長がカーク船長になる前の話がいたく傑作だったので、今回のこのファーストジェネレーションも同じ匂いを嗅ぎ取り観てきたという訳です。
結論から言ってこの【X-MEN : FIRST CLASS】は今までの三部作よりも断然面白かったです。X-MENと呼ばれるようになった謂われだったり、マグニートがマグニートたる所以がまさか、ナチやハーケンクロイツに少なからず影響されているなんて、時代背景がそうだったとは言え、今観ると新鮮でした。
また、あのマグニートのトレードマークたるヘルメットを当初被り、この作品での悪役を務めてるのがあのケビン･ベーコンと知った時の高揚感と言いますか衝撃はちょっと鳥肌ものでした。まぁ、これはあくまであのフットルースを知ってるからなんですけどねぇ(^_^;;)
それにメカオタ的には2000年の第一作で登場したX-MENの母機がやけにSR-71に似てるなぁと思ってたら、SR-71が本当に出て来てしかもそんな機能はホントのSR-71にはありませんからと突っ込み処満載母機でしたからねぇ。もう言う事なしのエンターテイメントでした。
日本で有名作品の起源的アプローチで創るとなーーんか締まらないのに、どうしてこうもハリウッドの起源物は最近、外れがないんでしょうね。とても不思議です。
　
最後に、X-MENってG-MENじゃない、非G-MEN、転じて、X(劇中に何度となく登場するコインの紋章)-MENと言う件は痺れますのでお観逃しなく(爆)
それに、若き日のウルヴァリンもストームもちょこっと出て来ますから探してみましょう。
ちなみに観終わってアメリカングラフィティならぬX-MENグラフィティだと思った人は存分に愉しめたと思いますよ。
では。(^_^)/