迷走台風5号の日本縦断によって相当な雨が降った筈ですが本当に欲しい場所に降ったかどうかは怪しいですよね。しかも暴風を伴ったものなので恵みより厄災をもたらしたとしか思えません。こうしたノロノロ迷走系台風が生まれた年はこの後も続々と台風がやって来る事が多い様に思うので用心だけはしとかなきゃです。
さて、今日はこの間の週末に観て来た映画のお話、第一弾です。
本来なら七月中に観てる筈だったのですが、帰省してたので一週遅れで観る事になったのは・・・トム･クルーズ主演でダーク･ユニバースシリーズ第一作に選ばれリブートされた【THE MUMMY】です。
今回の件であのハムナプトラシリーズも【THE MUMMY】のリブートシリーズであった事を初めて知った訳ですが、ハムナプトラシリーズみたいなもんだと思って安易に観に行くと夏に相応しいホラー要素ぎっしりで結構、冷や汗を掻ける内容でした(^_^;;) ↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
ただねぇ、まさかのラッセル･クロウがジキル博士として登場するのはクラシカルなホラーに登場する数々のモンスターを束ねるシリーズに収束させるに相応しい名優なれど、些か無理がある様に感じ、折角の【TEH MUMMY】感が薄れた様にも感じました。あまりにもハリウッドの各配給会社がこの手のシリーズばかり立ち上げて、それ以外の面白いオリジナル作品が生まれ難くなってる図がなんかモヤモヤしてしまいます。
そして、凄く魅力ある女優さんであるソフィア･ブテラが出演してる事自体はファンとしても喜ばしいのですが、呪われし古代の女王役なので何処か手放しで喜べなかったりします。出来れば真っ当なヒロインとして銀幕を艶やかに立廻る彼女を観たいと思うのは私だけではない筈。
さて、ダーク･ユニバースの次作は二年後のフランケンシュタインの花嫁となるそうですが、そんなスパンで作っていてブームを巻き起こせるのか甚だ疑問ですし、果たしてこの先、アベンジャーズシリーズの様に大きくなり過ぎた他のユニバース作品に比べても見劣りしそうに感じて先行きがとても不安ですわ。