東京に戻った途端に、四国との気温差に打ちのめされています。
あまりに年末年始を穏やかに過ごしたせいか、余計に厳しく感じるここ数日です。
当初、今日は雪がちらつくかもと言われてましたがそれは来週の月曜に持ち越しの様でそれはそれで祝日出勤の私としては勘弁して欲しい処ですが、まぁ、なる様になるでしょう(笑)
さて、そんな今日は年末に帰省した折、｢サンライズ瀬戸｣の入線待ちで東京駅をぶらついた時のお話です。 ↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
前から知ってはいたのですが、態々直営店に伺うには至ってなかった“印傳屋(INDEN-YA)”が東京駅地下一階の“グランスタ”に｢JIZAING×INDEN｣として出店してるのを見つけ、入線待ちの間、ウィンドウショッピングのつもりが母へのプレゼントを買うに至ってしまったのでした(爆)ここんちは天正十年(1582年)創業と言う事で戦国時代から続いてる事になる訳です。ちなみに屋号になっている｢印伝(印傳)｣とは鹿革の表面に漆で模様を付けた伝統革工芸品の総称なんですよね。 ↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
贈り物用の包みが割と簡素だったので渡す前に備忘録的に写真を撮るついでにこのレビューが実現した訳ですな（￣ー￣） ↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
そっと十字に掛けられたゴム紐を解き箱を開けてみると、鹿革の表面に染め付けられる模様(｢JIZAING×INDEN｣の[×])を模した高級なパトロン紙の覆いが掛けられておりました。手元で開けるまで鹿革と模様が傷付かない最大限の配慮ですね(^_^)b ↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
で、結局、購入したのは昭和年代には懐かしき、小振りの【がま口小銭入】です。
柄は三月生まれの母に合わせて｢小桜｣にしました。
子供の頃、がま口を開ける時のアクションがとても好きで弟と一緒に何度も何度も開け閉めをして母のがま口を壊しかけた事があったので罪滅ぼし的な部分もありますが、やはり、母の年代にはこうした財布の方が使い易いですからね。 ↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
『パチンッ』と小気味よい音を立てるがま口部分はしっかりとしたメッキが施された金属製です。この角度から見ると何とも幾何学的で味わい深いです。 ↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
そんな金属フレームの隅には根付けなどが取り付けられる様に今で言うストラップホールが設けられています。ここはやはり根付けじゃないと似合わないと思われます(`・ω・´)ｷﾘｯ ↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
がま口を開けると内側の革にしっかり“印傳屋(INDEN-YA)”の透かしが入っていました。こうした細かい部分まで仕上げている伝統的な革工芸品、出来れば現代的アレンジのモノがあれば私も手にしたい処です。柄は今なら“勝虫”の蜻蛉が良いですけどね。 ↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
箱の底にはこんな小冊子が入っていました。
本家の栞と｢JIZAING×INDEN｣のガイトです。
中々読み応えがありそうでしたが、母に渡すのが先決なので自分で何か買った時まで中身は見ずに元通りにして母に渡しました。大層、気に入ってくれましたが寄る年波か、若干忘れ気味になる事もある様で何処かに仕舞い込んで結局、使わず仕舞いにならない事を祈りつつ、東京に戻ってきたのでした(^_^;)