昨日は結局、午後から雨でしたね。
しかもまだ20度前後を行ったり来たりで、もう少し凜としても良いのにと思う次第です。
さて、そんな今日は昨日に引き続き、映画のお話です。
中田秀夫監督作品と言うと「リング」の三文字が脳裏を過ぎる訳でやや躊躇気味だったのですが、内容的にあの手の恐怖はないだろうと腹を括って臨みました。 ↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
実の処、プロローグとエピローグを繋ぐと出演者の皆さんがこぞって恋愛映画とおっしゃるのは正しかったです。そこに至る為に必要な結びつきや結婚と言う決断を行うきっかけとして『スマホを落としただけなのに』に端を発したエピソードが織り込まれてるだけの事なんですよね。原作を読んでる方は別として初見の方がまだ多数居るので犯人は誰なのかと言う事に触れる事はしませんが、観てると割とすぐに分かる作りでミスリード的なエピソードも挿入されていますが、結局、サイドストーリーにしか過ぎず、根幹は恋愛映画に行き着くしかありませんでした(笑)
少しだけサイコパス的な事に触れる件があるのですがそれすらもエピローグへのエッセンスでしかないのが物足りなかったですが、犯人役の豹変していく演技が秀逸だったのでそれで良かった事にします(笑)
最後に私は一度もスマホなどのデジタルガジェットを紛失した事がないので今作における迂闊さがあんまりピンと来なかったですが、世間一般、冷や汗タラタラで観る人がどれだけ居るのかその一点だけは統計にして欲しい気がしました。