今日は当初、雨予報だったのが夜にずれ込み、個人的には火曜日まで雨を持ち越さないでと痛切に願うばかりです。だって、火曜日が雨だとエアコン工事が中止になるんですもの。
で、雨は降らない体で一昨日の夜から始めた断捨離を今日も続行する予定です。
そんな今日はエアコンが壊れたお家に帰りたくない症候群発動で一昨昨日、レイトショーにて観て来た映画のお話です。今年の一月期にアニメ版が放映されていた事も記憶に新しい【かぐや様は告らせたい -天才たちの恋愛頭脳戦-】です。アニメ版が最高の仕上がりだっただけに実写化決定の報に衝撃を受けつつも怖いモノ見たさで臨んだ訳ですが、概ね悪くはなかったもののノリきれませんでした。特にナレーションと四宮家お抱えゴッドハンド･田沼医師を掛け持ちしていた佐藤二朗さんが珍しく空回りして、銀魂の様には爆笑出来なかったのがちと残念でした。決して二朗さんが悪いとかではなくあのいつもの演技がちょっと合わなかっただけだと思いますし、アニメ版ナレーションの青山穣氏が耳にこびり付いていて、脳髄が拒絶してしまったのかもしれませんけどね(笑) ↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
さて、このお話は簡単に言うと秀知院学園生徒会会長の白銀御行(演じるはキンプリの平野紫耀くん)と副会長の四宮かぐや(演じるは美人より変顔が先に立つようになってしまった橋本環奈さん)、二人の天才が織り成す拗らせ系ラブコメであり、恋愛を戦と思い、告白した方が負けと言う奇妙な思考回路が前提なので心の声合戦が激しい作品でもあります。そんな基本ルールを念頭にアニメ版でもお馴染みのバトルエピソードを幾つか連結の上で構成され、最後は決着つかずまた恋愛頭脳戦のループに戻ると言うこの手の作品では王道的な展開でした。今作は起承転結云々より個々のエピソードを愉しむべきものであり、そう考えると主役二人より圧倒的に秀知院学園生徒会書記を務める藤原女史を演じた浅川梨奈さんのハイトーンボイスと演技に笑かされたのは予定調和だったのかもしれません。
平日のレイトショーと言う事もあってガラガラでしたが、何人かは笑いのツボが一緒でホッとしつつも、アニメ版の二期が観たいなぁと思いながら観てしまったのは私だけではない筈だよねと同意を求めたくなるそんな夜でした。