台風1号の影響で昨日の朝方までぐずついた空模様もようやく持ち直しましたね。
ただ春特有のコロコロ表情を変える空模様は健在の様で明日は曇天予報が出ているので今日は目一杯動き廻ろうと思います(`・ω・´)キリッ
さて、そんな今日は公開当日に観たのに投稿するのが遅くなってしまったこちらのお話です。それはハリポタの前日譚であるファンタビシリーズ五部作のちょうど折り返し作品である【FANTASTIC BEASTS : THE SECRETS OF DUMBLEDORE】です。
前作がとても重苦しい終わり方だったので果たしてどんな展開が待ち受けているのかドキドキしながら観たのですが、結果的にハリポタに比べてライト感覚のファンタビだねって思えるお話でホッと胸をなで下ろした次第です。まだ公開から十日ほどですのであんまりネタバレしないで語るとなるとハリポタよりファンタビが好みな私としては魔法動物たちの事をお話するしかないですね。 ↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
今回、新たに登場する魔法動物たちはそんなに多くないですが、冒頭のワイバーンはアニメなどで見かけるそれとは違う側面を魅せてくれてパンフを見るまでワイバーンだって思ってませんでした。後は敵性魔法動物として登場するベビー・マンティコアたちとニュートとのユーモラスな駆け引きはもう心を鷲掴みにされてとにかく必見です。そしてお話の根幹となる魔法動物である(劇中ではクリーチャーと発音されてましたが)ベビー・キリンの可憐さとその運命に涙してしまいました。
ちなみに今作の邦題はダンブルドアの秘密と呼称されていますが内容的にはダンブルドア家の秘密であってダンブルドア先生だけの秘密じゃないんですよね。もちろん、ダンブルドア先生とグリンデルバルドとの間にある血の約束なども含まれていますがそれ以外にクリーデンスの出自など複数の謎が解き明かされる章でもあるので、原題のまま受け止めて観るのが吉だと感じました。
とにかく広報の煽りがやり過ぎだと感じるのは私だけでしょうか。
なお、今作よりグリンデルバルド役が交替となってしまったのは少々残念でしたが、お話の展開的には新しく演じられたマッツ・ミケルセン氏が最初から演じられた方がしっくり来たのではと思うのは私だけではないはず。
最後にファンタビも残すは後二作となりましたが、個人的にはマグル(人間)としてジェイコブがとてもいい味を出しており、ハリポタシリーズへと繋ぐ大事な役割を担っていたのが印象的でした。現在の世界情勢と照らし合わしても色々と考えさせられる設定に次作が公開される時には世界に平和が再び訪れている事を願ってやまない良いお話でした。
とにかく生きとし生けるもの総ては平等で不用意に傷付けるモノがいない世界である事、これが大事だと世界を騒がせている人々に見せたい映画だと思います。※関連リンクこれはハリポタ版「ドリトル先生」だね。【FANTASTIC BEASTS AND WHERE TO FIND THEM at MOVIX亀有】陽から陰、血の繋がり、そして話が重くなって来たなぁ。【FANTASTIC BEASTS : THE CRIMES OF GRINDELWALD at MOVIX亀有】