日本海側の大雪は何とか収束して欲しいと思う今日この頃。
首都圏はこの先、晴れる様で乾燥に注意と言ってる裏で大雪とか本当に面白い地形だよな、日本って思うのですわ。
さて、そんなクリスマス当日である今日は一昨日の夜に観てきたこちらのお話です。それは中村光先生原作の漫画を福田雄一監督が実写化した【ブラックナイトパレード】です。劇場で予告を観た時から何だ、この映画は？と思っててて、福田組に惹かれて予約したのですが、元が中村光先生の漫画をだと気付いたのが実は観るちょっと前だったりします(笑)
お話の内容は赤いサンタクロースが19年前に殺され、黒いサンタクロースしか居ない世界でサンタクロースハウスなる黒いサンタクロースたちが働く会社に勤める事になった日野三春を中心に巻き起こる出来事を綴っています。ただ、原作が続刊中のため、俺が赤いサンタクロースになってやるよ！って吉沢亮くんのドヤ顔で終わってしまうので、なんかモヤモヤしちゃいました。
設定的に斬新なトナカイ達の活躍も見られないのにやたら特撮ヒーロー的音楽で煽られるし、主役的四人の内、仮面ライダーを演じた二人がいるから余計に期待感を空かされちゃうのですわ。しかも、福田組常連の佐藤さんとムロさんがまたいつもの感じだから、余計にどうしてくれようかと、ねぇ。まぁ、原作知らなくても、よく分かる世界観と主人公達の立ち位置が描かれていたので、是非、盛り上がるであろう次回作に期待ですわ。
そんな中にあって中川大志くん演じる三春のコンビニバイト仲間である田中皇帝(カイザー)のDQNなチャラ男っぷりが最高だからこそ、グッと来る真実にはしてやられましたし、環ちゃんの変顔を超える衝撃映像を見られたので良しとしましょうかねぇ。玉木宏さんの美声響き渡るクネヒトも良かったですし、 まさかの声優さんたちも声の出演で魅せてくれてエンドロールの答え合わせが楽しかったのは私だけじゃないはず、って事で、Merry Xmas!!