かえでから花楓になるお話だね。【青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない at MOVIX川口】

６月ももう後数日ですね。
つまり今年も半分経ってしまうって事です(^_^;;

さて、今日は昨日に引き続き、週末に観て来た映画のお話、その弐です。



観たのは【青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない】です。

2018年秋期に放映されたTVシリーズは観ていたのですが、その後の劇場版はスルーしていたので、今作を観る為に直前に配信で総ざらえをして臨みました。結果、不覚にもちょいと涙腺に来ちゃいました(笑)
なので総ざらえをして劇場に行くことを強くお奨めします(`・ω・´)ｷﾘｯ


↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。

本シリーズのキモである思春期症候群の描かれ方は今作では個人的に抑え目に感じました。と言うのも今作のヒロインは青春ブタ野郎こと梓川咲太の彼女、桜島麻衣ではなく妹･花楓であり思春期症候群による解離性障害に伴う過去の記憶が欠落していた二年間の人格であるかえでと折り合いを付けていくお話だったからでしょう。
表向きにはトラウマを克服した様で実は克服出来てない事で復活する思春期症候群、そんな中、かえでが目指していた兄と同じ高校に通うと言う目標を成し遂げようと無理をしている花楓とそれを見守るしかない周り、思いがけない人の過去を知り、その本人から聞く事で最初は嫌がっていた定時制通信教育と言う新たな選択肢に前向きになる花楓などなど、丹念に丁寧に描く70分強の中尺作品でした。今冬に公開が決定している劇場版第三弾へのプレリュード的シーンが冒頭と終わりに挿入されていて、ちょっと座りが悪い気がしないでもないですが、まぁ次作が本命ですよねぇと期待して冬を待とうと思います。


↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。

ラジオドラマCD付きの豪華版パンフはごつい装丁に気圧されて買いませんでしたので、来場者特典であるこちらの｢青春ブタ野郎はアニマルランドの夢を見る｣と言う原作の鴨志田一先生書き下ろし小説を読みつつ、冬を待ちたいと思います。