はい、WALKMANの箱ですね、前回のあの円形の写真と合わせれば
そう、中身は【NW-S203F】で色は、ピンクだという事が判って頂けたかと思います。
何を今更と思われるでしょうが・・・丁度ね、日本で雨があまり降らない秋から冬に発売されても心が動かない人間なものでして。
空梅雨っぽいとはいえ、これから台風もバンバンやってくるでしょうから、やはりここは一つ防水WALKMAN一個持っておいた方が良いかなぁと思い、衝動買いです。
現行のNW-E01*シリーズにねぇ、防水ケースさえあれば、そっちにいってもよかったんですが・・・て、まるで、あのお方のような発言・・・・取り憑かれたかなぁ。。。。。
さーて、開梱、開梱!!
久しぶりです、この無造作な保証書の入り方・秋葉原ですねぇ。
でも、こういうアバウトさは好き、月だけハンコついて、日は無記名(^^;)
おっ、保証書を抜くと、ここを引けと言わんばかりの半円状のタブが・・・・
そーっと、引っ張り出すと
はい、間違いなく【NW-S203F】のピンクです♪
内側の化粧箱もどことなく、【NW-S608】譲りですねぇ、若干チープですが。
ん??内容物の出入り口はと。
あっ、裏側にありました、ありました。
カパッ!
割と余裕ある入り方です。
では、ゆっくりと取り出してと、
左から、ヘッドホン延長コード、クリップ、USBケーブル、ヘッドホンです。
まっ、この中で使うのはクリップです。
他は、眺めたら箱へ逆戻りです。無駄と言えば、無駄です。
至れり尽くせりじゃないと文句つける方々優先なので、仕方ありません。
でもね、昔はお豆腐だって、なんだって自分ちのモノを持って行って買ってた時代だってあるんですから、もう少し消費者も苦労をしてもいいんじゃないかと思います。
なんでもかんでも、メーカー責任なんてねぇ。
さーて、お次は
書類関係ですね、
左上から、クイックスタートガイド、MORA のしおり、CD-ROM(SonicStage4.0&PDF)、
追加のしおり、カスタマー登録のお願い、ソニーご相談窓口の案内です。
これも、カスタマー登録したら、箱に逆戻りです。
PDFはサイトからダウンロード出来ますし、SonicStageもVer4.0と古いですから。
こういうCD-ROMなんかも、付ける付けないにコストがどうのこうの言い出すから、強引についてきますが、どうなんでしょうね。
僕は逆にOSを絶対必要とするVaioなんかにはつけておいて欲しいと思う人間なんですが。
だって、あちらはその機種専用に用意されたWindowsOSな訳ですから。
まー、脱線はほどほどにしいて、本体にいってみましょう。
去年のSDCで試作を見て以来ですが、黒のブリスターパッケージと相まって、なかなか高級感が漂ってます。
さて、透明のPPを外してと
いい光りかたしてますねぇ。
確か、当時、G-Sensorを利用して動作を変える事が出来るとかで、こういうものと比較されてましたよねぇ。
どちらかと言うと、血液検査の試験管と似てるとは思うんですが(^^;)
ねっ、この筒状具合なんて、見てるとそう思いません?
そして、このピンクだと、主操作スイッチ周りにも妙に色気があります。
ゆっくりスイッチを中心に廻して、っと。
ブラインドでも、操作しやすいように各スイッチの突起がよく工夫されてますね。
[HOLD On状態]
[folder mode]
NW-A600シリーズを受け継ぐホールドを含む、3段のシャトルスイッチですが、確かに当時レビューされてるように、なかなか真ん中の標準モードに停まりませんね、惜しい(^^;)
この辺りも、折角SEIKOに取材して作ったのでしょうが、腕時計では、ごくごく当たり前の2段竜頭と同様のギミックでも、こう慣性モーメントが大きいこのリングでは、もう少し摺り合わせたバネが入ってないと思い通りの位置にリングを移動するには慣れが必要です。
実際に操作するときでも、ちゃんと中央にSONYが見えてます。
まっ、この状態であんまりしげしげと眺めるなんて事はあまりないでしょうが・・・しかしここも印刷なので、その内、剥がれてくるでしょう。
そして、そのロゴの真裏には丁度、ストラップホールがあります。
一見、金属にみえるのですが、どうもプラスチックっぽい気がします。
実際はどうなんでしょうね。
さてと、実はこの購入したモノ、買った直後、全く電池がありませんでしたので、使うにはまずは充電が必要です。
が、その前に、やりたかった事があります。
その昔、SONYでは、設計をする時に目標の体積を、8mmテープ何個分だとかDVテープ何個に収めるだとかというやり方があったはずです。
じゃあ、この【NW-S203F】はずばり、何の体積なんでしょう?
ここからは私の想像です。
どうです、単3電池の直径で2本を直列に並べた長さにずばり収まってますよね。
こうも収まるとはねぇ。
後は、さっきSEIKOに取材した話、云々がありましたが、実はシャトルリングをよーくみると
ほら、空色の○の辺りと、緑の○の辺りでは、明らかに金属の仕上げが違ってます。
梨地仕上げと鏡面とうまく使い分けてますね。
単に防水機構のみならず貪欲に腕時計での仕上げ技術が生かされてる証拠ですね。
だって、いつもならこんな凝った仕上げは難色を示されるでしょうから。
更に上面だって、
なんとなく、ピンクを選んだ理由が分かっていただけたでしょうか。
そう、この凄い表面加工技術を一番、巧く魅せてくれるからでした(^^)
さーて、今夜の大仕事、充電の前に、もう一息です。
それは、もう他のアクセサリーが入手困難な今、付属のクリップの仕様如何でこの【NW-S203F】の使用頻度が変わってこようというもの。
SDC2006でみたサンプルより、さすが量産品、まとまってますね。
で、肝心のクリップ部は?
おぉおおーー、ちゃんと鮫の歯ぎざ付きのクリップじゃないですか。
ホルダーの本体を装着すると見えなくなる部分にもちゃんと挿入方向が刻印されてます。
こういう表示を見ないで、無理矢理突っ込んで破損させる人、いますよね。
※説明書読まなくてもいいからこういうピクトサインは見ましょうね。
さーて、挿入してみますか?
ここと
ここのポッチがうまく嵌るようにして、スーーーと。
更に、ここと
ここのポッチが合うように
小さいカチッで、こうなるとまずは第1段階OKです。
で、クリップの裏側から見て
↑これで正解
↓これだと合ってませんので、左右にちょっと捻りましょう。
で、完成はこちら
最後に、肝心の音楽転送と充電に必要なUSBジャックを見ていきましょう。
この写真で上方に、本体を中心にすると、反時計回りに、軽く捻るとキャップがとても心地よいカチッという音と共に外れます。
こんな具合に
で、心地よいカチッが出る理由はこちらです。
よいっしょ。
どうです、普通では考えられない、構造のストッパーがこんな直径の中に仕込まれてます。
で、このストッパーと、こちらのぽっちが、合う事によって、心地よいカチッ+防水になるって事ですね。
それだけでは不十分なので、この蓋を本体につなぎ止める軟質樹脂にもそれ相応のバネ性が求められてます。
なので、USBジャックをこんな風に露出させるのは、デリケートな力加減が要求されます。
でも、おかげで、arkstarさんがよくおっしゃる凡庸USBミニB端子が顔を覗かせてくれる訳です。
ふーん、(☆。☆)このUSB端子の上のビス1本でバラす構造なんだ・・・・・
さー、長くなったので、充電して今日は終わりにしますね。
凡庸USB端子だと、ほとんど附属品を手つかずに何でも出来ちゃいますよね。
素晴らしい事です。
実際の操作性や防水性能なんかは、週末にかけて試していきます。
ではでは、おやすみなさいませ。