とても簡素な封筒でしょう。
では、ビリビリビリ・・・・
なんと、中から出てきたのは、またまた簡素なプチプチにくるまれた商品と、納品書でした。
徹底した省資源梱包です。
いやぁ、天晴れ、天晴れ、です。
あっ、中身の紹介がまだでしたね。
“EVER GREEN”が主宰するオンラインストア
“上海問屋”の新製品・
【DN-T50】というアルミ製のカナル型ヘッドホンでした。
プチプチから取り出すと更に簡素です。
普通の商品パッケージを見慣れるとなんだか、部品取りした部品のような佇まいでしょう。
でも、ほら
どUPでみても、これが999円とは思えないでしょう。
そして、各部をこうやって見渡しても、どこにも手抜きの箇所が見当たりません。
ね、薄めですがヘッドホンジャックも金メッキですし、レジスターも金属のメッシュで相当荒く扱っても外れるとは思えない感じでしょう。
こういうのが、実は廉価版のヘッドホンには必要な部分ではないでしょうか。
廉価版を購入する層こそ、ヘッドホンの扱いは凄いですからねぇ。
そして、左右のハウジングへ向けて分岐するコードブッシュの部分もなんとお揃いの色で着色されたアルミ製なんですねぇ。
ケーブル類もかなり太めのいいしなりをするケーブルを使ってますし、どうしてこんな芸当が出来るのか不思議でしょうがありません。
外観は間違いなく、3000円はしてもおかしくない塩梅です。
惜しむらくは、ちょっと“L”“R”の表記がお洒落な書体じゃないことぐらいでしょうか(^^;)
で、肝心の音質なんですが、いつものチェックリストの音楽で確認してみました。
ちなみに使用した楽曲は中島美嘉さんの「桜色舞うころ」とコブクロさんで「桜」ともにMP3/160kbps・エンコーダーはMac版iTunes6.0.4からになります。
では、いっちょ、聴いてみます。
(OO)(OO)(OO)
何、コレーーーーー。
もう目から鱗の鳴りっぷりなんですよ。
少なくとも、上代3,000円クラスでこのヘッドホンに勝てないモデルが目の前をチラチラと。
やはり、レンジ自体は若干狭く感じるモノの、立派に鳴るじゃないですか!!
では、ここで、恒例の【MDR-EX700SL】のイヤーチップに換装してみましょう。
どれどれ、どう音が変化するかなぁ。
おやぁ、更に音がデッドになりましたね。
どうやら、【MDR-EX700SL】のイヤーチップは、その耳道にあたる部分のパーツが比較的柔らかいプラパーツには有効ですが、今回のようにバキバキの硬質素材・アルミだと却って効果が強すぎるようですねぇ。
この商品、俗に言うMサイズのイヤーチップしかスペアともどもついてません。
なので、サイズが合わない方は、市販のイヤーチップセットを買って交換することをお奨めします。
ちなみに私は、ノーマルのイヤーチップのSを買ってこなきゃです。(^^;)
いやぁ、これはホント、久しぶりのコストパフォーマンスが良すぎる買い物をしてしまいましたよ。
あっ、忘れるところでした。青も買ってたんだった。(笑)
では、誰かさんのためにちょっとだけ、青もご紹介です。
ねっ、青もなかなかいいでしょう。
他にも3色ほどあります。
他の3色って、イエロー・オレンジ・ホワイトなんですけどね、いまいち微妙な写真写りなんで、躊躇してたんですけど、買ってみたくなりましたよ、これは。
後、ピンクなんかも出せば、もっと売れるんじゃないかなぁ〜。
いやぁ、こういう商品、馬鹿にしてましたが、なかなかどうして中にはこんな強者が隠れてるんですね。
よい教訓になりました。
値段で判断してはならないとね。(^^)b