まずは改めて附属ヘッドホンをよーくみていきます。 ふむふむ、Y字分岐の根元近くに生産国表示があるのですが、“made in”の文字がなくただ、“China”と印刷されてるだけなのに、なんかいいです。
そして、使い始める時点では、Y字分岐の根元に左右のケーブルを収納時に絡ませないようにするスライダーがあります。
このスライダー、気になってたんですよね。
今回の新しい附属ヘッドホンは右側のケーブルの途中に障害物となるリモコンがついちゃいましたから、左右のヘッドホンのブッシュ付近までスライドするにはどうするんだろう?と。
あっ、(^_^;;;
このスライダー、溝が割ってあって外せるんだ。(爆)
??他の今までのiPodの附属のはどうなってたんだ・・・・ゴソゴソゴソ。
ふむ、今回はやはり懸念した通りの事を想定して、新しくこういう構造にしたんですね。 これは、良いです。(^_^)b
さて、あまり評価のよろしくない附属ヘッドホンですが、意外と端正な佇まいです。
7年前に買った初代iPodに附属してたのがあまりに酷くてそれ以来、買い換え、買い増しをしても一切、触れる事なくガジェット倉庫の肥やしにしてたんですが、今回だけは使用しない事には始まりませんから(笑)
で、1日使った感想は、7年前ほど、酷くないです。(^_^;;
妙に籠もらないし(密閉型じゃないんだから当たり前ですが)、本腰入れない外でのちょい聞きにはこれでもしょうがないかというレベルでした。
でも、密閉型じゃないので、音漏れの心配や環境ノイズがだだ漏れ状態ですし、今一低音がないのが寂しくてこんなモノを引っ張り出してきました。
かれこれ、1年半以上も前に、
大隊長殿が、
紹介されてた逸品。 “(株)ALPEX”の【Power Cap】です。
なんせ、この商品、ウチの近所のヨドになかったのを、
大隊長殿のエントリーを見せてお取り寄せして貰ったら、あまりの
そのレビューの凄さに、お取り寄せじゃなくて通常在庫品に格上げしたという伝説がありましたから。
これはその時に買いだめしといた在庫です。(^_^;;
※そうそう、実はまったく操作は出来なくても本体の電源スイッチひとつで、勝手にフェードインして再生を始める仕様なので、それでもよければどのヘッドホンでも使えました。
“順再生”か“shuffle”モードでしか聞かない人は、こうする事で、お好みのヘッドホンでOKって事ですね。(^_^)b
さて、ここで地味だけど重要な情報です。 はい、上の写真、左が今回の3rdモデルの附属シンクケーブル、右がいつも使ってた2ndモデル用のシンクケーブル(メーカーは忘れましたが、サードパーティ製)の2ショットなんですが、問題発生です。
なんと、どうみても同じ構造だろうと、最初は右側のケーブルでシンクしようとしたら、全く認識しませんでした。
で、仕方なく肥やしにするつもりの左のケーブルで繋ぎ直す羽目に。(^_^;;
また、仕様変えたのかよ。-.-#
しかも、逆に2ndには今回の3rd用のケーブルが使えないという専用設計。
これには参りました。(^_^;;
早くサードパーティ製からどちらにも使えるケーブルを出して貰わないと使いにくいったらありゃしません。
さて、お待っとうさんでした。
ここまで、こんな細かいネタにお付き合い頂いてありがとうございます。
いよいよ、核心の“VoiceOver”についてです。
まず、普通にソフトウェアアップデートで“iTunes8.1”をインストールして初回シンクをすると、もうすっかり板についたiPodのユーザー登録がセミオートで行われ、その後、上のような画面がポップアップします。
そう、ソフトなんですよね、“VoiceOver”って。
で、デバイスの設定項目の中に、“VoiceOver”を有効にするというのがあるじゃないですか。
ここで任意に この感じだと、評判次第で他のiPodにも実装されそうな雰囲気です。
ちなみに、この“VoiceOver”に使われる言語は、 状況説明&プレイリストの設定がデバイスの設定項目上で選択したものが適用され、各曲用のものはデフォルトが自動選択で、その結果に満足しない場合、各曲の情報の中にあるオプション項目で切り換えるようになってます。
これね、ありがたい機能なんですが、その前に解析アルゴリズムを鍛えないと駄目ですね。
特に日本は、カタカナ、和製英語、日本語、エトセトラ、なんでもありですからね。
ここに確かめてみた曲の読み上げ、珍例をあげてみますね。
ただし、腸が捻れても当方には一切責任がありませんので、悪しからず。
その1
モーニング娘。さんのこの曲〈浪漫 〜MY DEAR BOY〜〉→
ろーまんなみだっしゅまいでぼいなみだっしゅ その2
チャゲ&飛鳥さんだと〈YAH YAH YAH〉→
わいえちわいえちわいえち その3
倉木麻衣さんのこんな曲では、〈Lover Boy〉→
ろーばーぼーい その4
BON-BON BLANCOさんのこの曲〈BON VOYAGE!〉だと、曲名もアーティスト名も流暢な英語なのに 〈White♡〉という曲だと、
ほわいとあんどえ・
ぼんぼんびえるえんしーお←『ぼんぼんぶらんこと言いたかったのでしょう。(爆)』となります。
はい、もうお気づきですね。
アーティストも曲もちゃんとした英語だと英語用のヒトが読み上げてくれてます。
でも、ひとたび、曲が英語と認識できない場合やアーティストが漢字表記だと、もう???な変換となってますし、もうたどたどしさ爆発の日本語担当が読み上げてくれます。
そして、致命的なのは
その5
坂本真綾さんは本来は、 さかもとまあや なんですが、
さかもとしんあややに、中島愛さんなんかは、 なかじまめぐみ なのに
なかじまあいと読み上げてくれます。
確かに日本人の名前はもう漢字の珍しい読み方のオンパレードなんですけど、出来ればちゃんとした仕組みにして読み上げられるように出来ないかなぁ。
ユーザが自分で編集出来るようになる事を強く望みます。(^_^)b
最後に、この3rdモデル、実は今まであったオートフィルモードがどこにも見当たりません。
もしやと思って、手動同期から、すべての曲と同期に切り換えると、当然のごとくライブラリの方が容量が多いので、アラートメッセージが出ます。
で、そこで初めて曲の選択をコンピュータ任せにすると、自分の端末名&選択項目というプレイリストを作成してくれました。
でも、一向にオートフィル項目が出てきません。
どこだ?
取りあえず、サポートに電話するも、まだあまりこのモデルとiTunes8.1に関して理解が浅い様子。
3rdモデルのマニュアルをメールで送るのでそちらも合わせてみて欲しいとのこと。
送られてきた詳細なマニュアルを取りあえず、読むと・・・・あっ。
オプション項目の『音楽を手動で管理する』にチェックを入れて、適用ボタンを押すとあら不思議。
今までと場所は違えど、オートフィルモードが出現しました。
そうか、やっぱこやつは【shuffle】にして【shuffle】に非ずなんだなと痛感させられました。(^_^;;;
でもさぁ、この方法が判らなくて聞いたのに、なんで電話口で教えてくれなくて結局、自力なのかとちょっと・・哀しくなりました。
という訳で、既存の大容量iPodもオートフィルモードを出現させるには、同様の方法かと思われます。
どうか、お気を付けを。(^_^)/