この御時世、この程度の亡くなり方ではマウス1個も買ってくれませんからねぇ、取りあえず故障機には私が合法にストックしてるマウスを宛がってる間に、復活させますか!!!!
では、エイ!!! いきなり核心部分の部品を剥がしてしまいましたが、このねぇ、簡単に剥がれてるように見える楕円のパーツ、コイツが実は難敵でした。 なんせこのパーツ、ツメに引っかかり部分を設けた羽目殺しではなく、接着でして、ロットによってはそりゃ強情に貼り付いてます。
今回もそれはそれは強情でしたよ(爆)
Appleはきっとこのパーツを接着ではない方法に出来なかったから早々に見捨ててあのイカの握りマウスにしたのかもです。
だって、この方法でしかクリクリボールにアクセス出来ないなんてあまりにも反エコ(直しにくい/掃除しにくい)ですからねぇ。 さて、ここからは割と簡単に分解出来てしまいます。
まずは、マウス前方の枠囲みのパーツがマウスとして手の平に接する側のパーツに引っかかってますので、撓まして外します。 次にマウス後方にある可動軸を固定するパーツも同じく撓ませて外します。 そうすると、後はクリクリボールと電気信号をやりとしてるシートケーブルが二本出てきます。 こちらはモバイルVAIOを一度でも分解した事があれば、何の問題もなく、簡単にロックを外して取り外せます。(^_^)b ようやく後はクリクリボールの取り付けビスを外せば、核心に迫れる訳ですが、このシート配線、美しいですねぇ。
こんなところまでデザインしてるのか、Appleは(^_^;; 余談ですが、この分解を行う時にこのマウスの特徴でもあるサイドボタンが外れる事があります。
でも、大丈夫です。
単に底のパーツと基盤でサイドボタンのパーツを挟み込んでるだけですので、基盤のビスを一本を軽く緩めれば簡単に戻せます。 ※上の写真にカーソルを合わせるとホラッ、ね。
さて、三本のネジを外してクリクリボールを外してみると、アレマ、結構クリクリボールのカバー側に汚れが付着してます。 汚れをカーソルあてて拭いましょう(^_^)b
クリクリボールのカバーがあれだけ汚れると言う事は、ハイ、クリクリボールにも例外なく汚れがびっしりと(^_^;;; まずは、掃除するためにこのクリクリボールを押さえている白いパーツを外してみると、このパーツがねぇ、良く出来てるんですよ。
元に戻す時に、間違ってはめ込めないようにこの十字パーツの四方向のパーツ形状が変えてるんですよね。(^_^)b 十字のカバーが外されたので畏る畏る覗いてみると・・・・。
やっぱりどこから巻き込んだんだよと言うくらい、汚れてました。
それにしても、このクリクリボールを舞わしてるローラーって、磁石で固定されてるんだねぇ。 ほら、カーソルをあててみて下さい、磁石だという事がわかりません?
えっ、判らない、うーーーーーーーん。これなら判るでしょ、ローラーの軸の黒い部分がひっつき合ってるからっ、ね。
さぁあ、後はこの細かいローラーの表面の汚れを拭って、分解した逆に組み立てれば完成です。
ただし、このローラーの表面の突起についた汚れが何気に取りきれてないと、うまく作動しませんので、完全に戻さないで配線だけ戻して一旦、調整した方が二度手間にならなくていいですよ。(^_^)b
これで直せる事が判って一安心ですが、同時に購入した機体が20以上ありますので、ちょっと暫くドキドキして年を越そうと思います。(^_^)/