今日は一日、曇天予報との事ですが実際のところ、どうなるかは夜が明けてみないと分からないのがもどかしいですね。
さて、そんな今日、お送りするのは先週の金曜日、レイトショーで観て来た映画のお話です。観て来たのは一作目の劇場公開をスルーしてお家で観たら思ったより良かったのでちょっとだけ期待していた【KINGDOM II -遙かなる大地へ-】です。私は全く原作も読んでませんし、アニメ版も観ていないので三年前の映画を観ただけで臨んだのですが、そんな状態でもしっかり楽しめる作品に仕上がっていました。一応、今回の中心となる清野菜名さん演じる羌瘣くらいは漏れ聞こえてくる情報で知ってはいましたが、まぁそれで問題無く最後まで飽きずに楽しめたので良かったです。
望外だったのは中盤、渋川清彦さん演じる千人将･縛虎申が魏の宮元演じる高橋努さんを仕留めるまでのくだりはが普段、だらしない悪役とかが多い渋川清彦さんとは一線を画す演技でちょっとだけ見惚れてしまいました。
惜しむらくは山本千尋さんが羌瘣の姉的存在としてキャスティングされている事を偶然 知り、彼女のアクションを愉しみにしていたら全くそんなシーンがなく残念だった事と合戦でのCG合成のライティグがこれが限界なのかと脳内変換して観てないと辛い部分が散見された事でしょうか。音響ももう少し良くして欲しいなぁと言うのが正直な感想です。
来年には｢III｣が公開される事がエンドロール後に予告として流れたので、今回、最後にチラ演技で寸止めされた佐藤浩市さん、玉木宏さん、平山祐介さんが暗躍するシーンを見たさに｢III｣も劇場に足を運ぶと思います。