今宵は７時間ほど前に見て来た映画のお話です。
短い夏休みを使って、いくら夏休みとは言え、混まないだろうと踏んで封切り日ではなく、敢えて４日目を狙ったのですが、時は８月１日。
そうなんです、１日だから「映画の日」だったのです(爆)
おかげで劇場に着いたら何気に混んでる事、混んでる事。いつものTOHOシネマズなら予約の段で、料金表示で気付くんですが、IMAX 3Dだから変わらぬ通常料金を払ったものでホント、訪れるまで気付いていませんでしたよ。観てきたのはご存じ【Transformers】の完結編『-Dark of the Moon-』です。
邦題では『ダークサイド･ムーン』となっていますが、やはり原題通りの方がしっくりきます。 ↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)裏表紙に変わります。
最近はもう3D全盛で、2Dで観たくても掛かってる小屋がないので、それならばとまたまた川崎まで遠征して「IMAX 3D」で観てきた訳ですが、うーーーーん、キャメロン絶賛って広告、誇大じゃないかなぁという感じでした。
3Dの感じが(笑)
なんかねぇ、ここから見応えある3Dになるよって予兆があるフレームワークが多くて予測出来ちゃうんですよね。しかも、なんかもの凄い爆発の連続だったり、斬り合いやどつき合いの応酬で飛んでくる部品だったり、燃えかすみたいなモノの質感が軽くて、迫力がどうにも今一でした。
これなら2Dで観たかったというのが正直な感想。
いくら3D品質の高いIMAXシアターとは言え、２時間半、あのメガネを掛け続けると頭が痛くなりますから(^_^;;)
多分、当初、3Dに否定的だったマイケル･ベイ監督がジェームズ･キャメロン監督の強い薦めで3D撮影に踏み切ったけど、準備不足か3D向けのコンテじゃなかったのか、一部は変形が複雑すぎてレジェンド3D社に疑似3D化して貰ったシーンもあるって事でその辺りがうまく収まってないからでしょう。
この座りの悪い映像になったのは、ねぇ。
ストーリー的にはもうパターンとも言うべき四段構成ですが、今回は敵役のDecepticonsは一機残らず完全破壊で幕を引いてくれたのでもうすっきりと席を立つことが出来た事が救いでしょうか。
つまり、3Dに頼る客寄せはもう止めた方がいいよ、というのが私の正直な感想です。
わざわざ2Dに劣ったり、変わらないものを高い料金で興行すると言うのもどうかという事ですよ。フフフ。 ↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)裏面です。
入り口で3Dメガネと一緒にこんなモノを渡されたのですが、『キャプテン･アメリカ』もデジタル3Dですか、はぁ。
これは相当下火にならないと2Dの高画質映像を観るのはBlu-ray化した後にお家でって言うのが続きそうですね、やれやれ(^_^;;)
おかげで【カーズ２】は観に行く劇場がなくて困ってるって言うのにさぁ。
まぁ、【Transformers】ファン的には漸く踏ん切りのついたOptimus Primeのマスクダウン状態での潔い殺陣が観られるのとミーガン･フォックスより数段上品な色香を纏った新ヒロイン役の「ロージー・ハンティントン・ホワイトレイ」の美貌に酔いしれるもよしって事でIMAX 3Dで観ておくのも一興かと思います。
なんだかんだ言って、この品質よりいい2Dの字幕版は小屋に掛かっていませんから。 観るならIMAXしか選択の余地がありません、残念な事ですが(*^^*)