初豚組食堂で初フィレかつ♪【六本木ヒルズ内･豚組食堂】

今週は梅雨めいて来たのは良いですが雨の降り方がいやらしいですよね。
霧雨中心だと思った以上に服がしっとりして蒸れ指数が急上昇ですから(^_^;;)
　
そんな週の半ば、たまたま六本木で夕方からAdobe系のセミナーがあったので念願の豚組食堂に行って参りました。


端から一人ででも行こうと思ったのですがtwitterでの呼びかけに応じる形でシャチアイコンがダブルで暖簾を潜ることに相成りました(笑)

それにしても待ち合わせに余裕があり過ぎたので豚組食堂の位置を把握出来ましたけど、時間が競ってたら私は確実に迷子ってたと思います(^_^;;)
こういう多層構造の商業施設と地下鉄などの交通機関が入り乱れる構造は苦手なのですよ。
つまり新しい渋谷なんかは私に取って天敵以外の何者でもなくなった訳で(爆)


カウンター席に通されたのですが、カウンター席とは言っても背中側にカウンターを囲むようにもう一列ベンチの様な形状の設えがしてあってそこに荷物が置けるように籠が置いてあるんですよね。こういう細かい設え、大好きです♪(写真がなくてm(__)m)


メニューも一席ずつに配置されてて文庫本サイズでメニューと言うより「豚組」のマメ本と言う体裁で豚さんに対する拘りが手書き風に書かれたりするので老若男女問わず愉しめます。


そして、膳が運ばれて来た時にお店の方に「正しい食べ方はご存じですか？」と聞かれ、知らなければ説明して下さる段取りになっています。西麻布のお店でも口頭で説明されていたと思うのですが、こうしてメニューにイラスト込みで懇切丁寧にとんかつの食べ方が書かれてるとついつい揚げ上がるのを待つ間に覚えてしまいます。


私は今回、初めてフィレを食べようと前日から心に決めていたので1.5倍厚切りをお願いしたら20分ほどお待ち下さいとの事でしたが初志貫徹でお願いしたのですよ。そしたら揚げ時間が違うであろうロースの1.5倍を頼んだ連れの方の分と同じタイミングで膳が運ばれるように調整して下さったのでした。これには口には出しませんでしたが、そんな配慮して下さるお店が少ない中、ちょっと感動しました。
感動ついでに床を見て、豚さんの足跡がトコトコしてるのを見つけてまた(⌒ー⌒)しちゃいました。


カウンター席の真ん中にオープンキッチンで次から次へ揚がったかつをタイミングを見計らって常に同じリズムで切り分けるシェフの手捌きを見つつ、お通しのミニトマトの酢漬けを頂くのです。
梅干しの様な味わいながらでも、根っこはトマトなのでまた違った方向の酸味なのです。まるでお預けを喰らったワンコの様に口の中にジュワーーと唾液が拡がっていきます。まだかなぁ〜。


結局の処、20分は待っていない頃合いでやって来たフィレはなんと丸太のようじゃないですか。あまりの衝撃でピントが合ってないのはご容赦下さいませ。だってあまりに見事な衣にAFが定まらなくてかと言ってDMFして撮るよりパクつきたかったんですもの(爆)


それでも【DSC-TX300V】でこんな断面を撮ってあったので何とか格好がつきました。
それにしてもフィレなので油が中から染み出る事はないのですが、この状態でパサツクでもなくしっとりとした味で今まで食べたフィレとは全然、違いますね。
揚げ立てなのに衣で火傷する様な事もないですし、このフィレなら素の状態でお肉の味がしっかり伝わります。写真を撮りながらぱくついたので途中、断面からお肉が乾き始めて流石のフィレもパサツキそうになってましたので、フィレは写真なんか撮ってる間にサクッと食べないと作って下さる方に申し訳ないと思いました。次回からは写真より食べるを優先させたいと思います(`・ω・´)ｷﾘｯ
　
早々、結局、順番に従ってアンデスの岩塩でも食しましたが、フィレはロースより岩塩少なめにしないと塩が勝ってしまうし、ソースも美味しいんだけどフィレはやはり素で食して直ぐさま、フルーツドレッシングを少しだけ利かせたキャベツの千切りを頬張った方が断然美味しかったです。
ウチの両親がフィレが好きなので出来る事なら一度、食べさせたいのですがもう高齢なのと足が悪いので東京に出て来る事自体叶わないのでなんか方法がないものかと味わいながら考えてしまいました。
　
食べ終わった後にあまりに良すぎて物足りなくなってロースを食べたくなったのは内緒ですけどね(爆)