今週は月曜の夜から雨だわ、そろそろ最高気温も一桁台になりそうだわで、師走らしさを演出し始めましたね。
さて、そんな今日も昨日に引き続き、映画のお話です。今日、お送りするのは昨日、レビューした【鋼の錬金術師】にも特出していた大泉洋さん主演の【探偵はBARにいる３】になります。前作から四年半も待たされてしまいましたが、待たされるだけの事はあったなぁと言う出来映えに鋼の悪夢から醒めた思いでした。この両作品、同日公開で当初、先にこちらを観る筈だったのですが私の勘違いで鋼からの探偵の流れで観る事が出来て幸せでした。逆順で観てたら映画館からの帰路は陰鬱としたものになっていたでしょう(^_^;;) ↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。
いやぁそれにしても『探偵物語』世代としては、優作さんの息子さんである龍平君が出演してる事も涙ものですが『探偵物語』同様に脇を固めるおじさま達が実にいい味を出しててクスクス笑いながら観てしまいました。そして、必ず、探偵の脇に寄りそうヒロインに訪れる悲運、紋切り型ではありますが今回はそのヒロインに北川景子さんと言う事でどうなるのだろうと思いましたが今までで一番、グッとくる仕上がりになってるのではないでしょうか。
しかも、龍平君演じる高田に最強の強敵として“波留”役の志尊淳君が宛がわれ、その二人の顛末があるだけで物語が前二作より引き締まった気がします。 今作から監督が橋本さんから吉田さんに変わってますが古沢脚本には吉田監督の方が合ってる気がします。次があるなら是非、吉田監督でお願いしたい出すわ。
そう、そうなんです。
エンドロール後の大泉さんと松田さんのやりとりで、おいおい、次もやれるんかい！！ とツッコミたくなる終わり方だったのでそう思うのですよ。予告を観た時はてっきりこれで打ち止めだと思っただけにいい肩透かしなエピローグでした。 ※関連リンク釣り文句に偽りなし!!【探偵はBARにいる2 -ススキノ大交差点-】