既に、正体が知れたとはいえ、このカメラに興味の無かった方には初見ですので、いつものように化粧箱の外観から参ります。
あっ、そうそう正体が知れたと言っても全然、型番に触れてませんでしたね。
今回、ご紹介するのは、CASIOからこの春に発売になった
【EX-F1】という異色のデジカメです。
なんでも、秒間60コマと最大1200fpsのハイスピードムービーが売りという事なんで、その風変わりな機能に惹かれてお借りして参りました。
では、改めて。
おい、外観がこれじゃよく分からないって方、スルドイ。
そうなんです、実は、この間のカメラップの時に、カメオで登場させるはずじゃなかったので、外観の撮り方自体がトリッキーになってるんです。
まぁ、このどアップで、化粧箱に使われてる化粧ダンボールの質が読み取れるので、変えずに掲載してみました。(^_^;;;)
分かりますかね?
1枚目なんか、うっすらシボ加工っぽいのが。
さすが、実売でエントリー一眼レフのボディより高い一体型のボスカメラです。(^_^;;)
さぁ、さっさと開梱しちゃいましょう。
いつも、こう言ってますが、ちっともさっさとしてない事には突っ込まないで下さいね。
おぉおお、開けると最初に説明書が出てくるんですねぇ。
それ自体は、別段、珍しいことでもないんですが、こうも豪奢なカラーコートのダンボールだとちょっと改まってしまいますねぇ。
内張されたフラップを上げると、やっと普通にデジカメが収まったダンボールって感じになりました。
うーん、出来ればこの中も内張してもうちょっと高級感を出してくれても良かったかなぁって感じですね。
確かにエントリー一眼レフも同程度の箱なんですが、ここはひとつ差別化のためにももう一歩、踏み込んで欲しかったですねぇ、惜しいなぁ。
さぁて、本体はと、・・・・・(OO)!
なんと、本体を包んでるクッション材、結構高いの使ってません?
あれ、今の化粧箱に対する文句が聞こえたのかなぁ。・・・・バキッ!!☆/(x_x)ってそんな訳ありません。
最初からですよね。
そうか、なんかの事情で内装に拘れなかったから、クッション材だけは、豪奢なのにしたのかなぁ。
はっ、いかん、いかん、また悪い癖が。
どうもねぇ、化粧箱の仕様で、裏側でどんなケンケンガクガクがあったか、気になっちゃうんですよねぇ。
さぁ、内容物確認♪確認♪と。
まずは。
左から、充電アダプタ用のコンセントケーブル・ショルダーストラップ・レンズフードですね。
ショルダーストラップは、使うとしても自前のモノを使いますし、今回は他の理由もあって使いませんので、このまま仕舞ってしまいます。
お次はと。
うげっ、なんだか一眼レフについてきそうな大きなバッテリーです。
ここまで来ると、ほんと普通は一眼レフ買っちゃいますねぇ。(^_^;;)
恐らくCASIOとしても最大級の大きさでしょうね。
さぁ、内容物の最後を飾るのは。
左から、有線式のシャッターレリーズ・USBケーブル・AVケーブルです。
まさか、シャッターレリーズがついてるとは思いませんでした。(^_^;;)
これ、きっと三脚立ててハイスピードムービー撮る用なんでしょうね。
でも、なんかもう1本付属していて欲しかったケーブルがないですねぇ。
後から、ユーザーが買えって事なんでしょうね。(-.-#)
やっぱ、まだまだ例のモノは、これからだと言うことなの?
さぁ、1本欲しかったケーブルってなんだと思います。
後で、語りますので、それまで考えていて下さいね。
さぁ、お待ちかねの本体に突入しますよ♪
いやぁ、右から撮ると大人しそうな面構えなんですが、やはり、左側から撮るとやはりかなりの面構えになりますよねぇ。
なんか、こうグリップに張り巡らされたゴムの感じとグリップそのものの形状がとてもセクシーです。
惜しいのは、正面から見える〈CASIO〉ロゴとフラッシュ上部の〈EXILIM〉ロゴ の関係性。
個人的には、正面ロゴだけにすべきと思うんですよねぇ。ここまでの面構えのカメラなら。
で、ペットネームは、どこかサイドに振った方が潔くて素敵です。
お気づきとは思いますが、一体型だとどうしてもレンズフードが、一眼レフのレンズフードのように、逆向きに仕舞えないモデルがあるのですが、流石にこのモデルではそんな事はないようです。
さぁ、まずは、左側面から〜。
お借りしてるので剥がしませんが、いい処にFull HD を示す金ぴかシールがありますねぇ。
これ、出来れば正面を向かせたエンブレムで埋め込んじゃえば良かったのになぁ。
その方が格段に格があがると思いません?
で、この左側面には、上から外部電源端子・HDMImini端子・USB/AV端子・その手前に外部マイク端子が、カバーリングされてます。
で、もうお判りでしょう。
さっき1本足りないって呟いたのは、HDMIminiーHDMIケーブルの事だったんです。
だって、どう考えてもこのカメラ、普通じゃない機能が優先されたカメラでしかも一眼レフより高価なんですから、やっぱ付属して然るべきだと思いません?
入れとかないと、やっぱ普通の人は使ってくれませんもの。
そうそう、量販店の店員さんが、HDMIminiケーブルを奨めるとは思えませんからねぇ。
後、先程の珍しいシャッターレリーズ、実は、USB/AV端子に挿して使うんです。
これ、他のUSB端子を持つデジカメに使えんかなぁ。
まぁ、昨今ワイヤレスリモコンがオプションで用意されてたりするハンディカム・デジカメ業界ですが、混信を防ぐシュチュエーションに使うには、いいアイデアだと思うので、業界統一して欲しいかなぁと。
そうすれば、ロングケーブル仕様のものとか安価で出てきそうですからねぇ。
さぁて、そのまま、前方に目を移すと
一体型というより、本格的なムービーや一眼レフのリング周りを見る感じですよねぇ。
やっぱ、ここに逆光補正やAE-L/AF-Lボタンがあるとなんか安心します。(^_^)
しかも、このリング、ちゃんとズーミングやフォーカシングに機能を振れるようになってます。
その操作性に関しては、ちゃんと別枠で紹介しますね。
いよいよメイン操作部に到達です♪
いやぁ、実に惜しい。
シャッターボタンの周りのズームレバー!!
先程、紹介した本格的なリングがあるのに、ここに何故に安っぽいズームレバーがあるのかと。
思うんですよ、ここに付けるなら、リングの機能切り換えとしてのレバーであれと。
そうすれば、有効にリングを使えると思うのになぁ。 まぁ、一眼レフのメーカーだって、SONYのような珍しいAVCメーカーだって実現出来てないから〈CASIO〉に無理強いするのは、酷だとは思うんですが、だからこそ実現出来ればかなりのアピールポイントになると思うんですよねぇ。
だって、買うとしたら10万近い金額を払うカメラなんですから。
あっ、忘れるところでした。バキッ!!☆/(x_x)
この2つのダイアル、面白いでしょ。
右はなんとなく分かりますよね、一眼レフライクで。
BSというのがシーンモードで赤いのがオートモードの印だそうです。
そうすると、他の3つは一眼レフユーザーなら、お馴染みのモードですよね。
でね、見慣れないのが左のダイアル。
これがこのカメラのキモの一つ。
すべて、連写系のモードダイアルなんですが、まぁ想像がつくのが、一番上のフラッシュを焚きながらの連写と一番下のブランケット撮影ですよね。
で、さっきのオートを示す赤いフレームだけのマークと対を為すのが、白いフレームだけのマークです。
要は赤と白のフレームマークに合わせて置けば、普通の撮影が出来るって訳です。(^_^)b
もうね、この妙な左ダイアルのおかげで・・・か・な・り・手こずりました、このカメラ。
恐らく工場出荷時は、オート同士にしてあったと思われるのですが、なんせ2巡目の貸し出しの商品、その辺りはずれてたのか、電源入れた時に、もう戸惑いまくりましたから(爆)
後、珍しく押し込み式の電源スイッチなので、不用意に人差し指をその辺りで遊ばせない方がいいです。
間違ってシャッターチャンスに電源が落ちちゃいますから。
さぁて、お次は、液晶面の各種メイン操作ボタン類をみてみましょう。
またまた、普通のデジカメについてないものが、いくつか。
一番、目を惹く右側の赤ボタン、そうこれが今回のキモのもう一方、動画撮影ボタンです。
HSってのが、ハイスピードムービーモードになるので、以下、HD、STDは皆さん、ご存じのモードかと存じます。
いやぁ、一眼レフの形態で、ここにシャッターボタンがつくのはやはりちょっと...<;O_o>ですよね。
むしろ、やはり、さっき述べたように、メインシャッターボタンの辺りにモード切替の押し込み型JOGをつけて貰って、ファインダーか液晶上で、モードを視認した方がしっくりきます。
だって、シームレスな動きでダイアル操作やパネル操作しようとすると、ちょっと引っかかって煩わしいもので(^_^;;;
まったく駄目という訳ではなく、このカメラの操作に慣れるという事は、通常の一眼レフの操作の時に悪い影響が出ますからねぇ。
後、このカメラで最大に特殊な作法を求められるのが、ファインダー横の緑の再生マークのボタンと赤いカメラマークのボタンではないでしょうか。
再生マークはなんとなく分かるでしょう。
でも、右のカメラマークが何のためについてるか。
このカメラ、レビューさせた後に、シャッターボタンを半押ししてもカメラモードに切り替わらないんです。!!
だから、カメラモードに戻るだけにこのボタンがあるんです。
これは正直、度肝を抜かれました。
まったく意味が分かりません。
もうね、だから最初、焦りましたよ。
レビューしたら、半押ししても戻らないからカメラが固まったかと。(^_^;;;;
まぁ、メインのダイアル操作がCANONのEOSみたいなんでぎりぎり許しますけど。
正直な感想、もっとボタン絞れるでしょう。(核爆)
せっかくのこの端正なマスクが台無しですよ。
えーと、まだ見てないところはと。
あっ、裏側かな。
ふーん、三脚穴はやはりムービーを意識してか、光軸と一致してるんですねぇ。
そして、やはりこれだけの商品、MADE IN JAPAN。
しかも、こんな商品にまで、QRコードがあるんですね。
念のためにぼかしちゃいましたが、青枠のところです。
さぁ、この開梱レビューの間に、バッテリーもバッチリ充電しましたので、投入しましょう。
やはり重量バランス的にも、グリップの中ですよね。(^_^;)
で、バッテリーを入れるようとして、気付いちゃいました。
このバッテリー、パチモノ防止のホログラムシールがついてますね。
いやぁ、昨今、純正をかたる安いバッテリーが全くないとは言えませんからこういう高度な技術でしか為し得ないシールが貼ってあるってのは、一応の目安になります。
そう言えば、他のメーカーはここまでしてるの見たことないなぁ。
さぁて、後は撮影用のSDカードを入れなきゃ。
えーと、きっとグリップ部の側面だよねぇ。
おっ、あった、あった。
さぁて、これで撮影準備完了です。
ん、そういえば、まだ見てないところがあったような・・・・・・
そうそう、我らがαの真似をしてか、ホットシューカバーがついてるんですよ。
このカメラ。
でもね、ホットシューカバーをなくさないための配慮がまったくなされてません。
真似するなら、そこまでしないと駄目だと思いますよ。
まぁ、外部ストロボ使うような使い方は今回は出来ないでしょうから、付けっぱなしにして置きますが。
さぁ、駆け足でみてきましたが、次回はメニュー周りをご紹介したいと思います。
まぁ、メニュー編、端折って、いきなり作例に突入する可能性もありますが、そこんところは、あまり突っ込まないで下さいね。
では。