まずは、【EX-F1】のメニュー周りを見ていきましょう。
さて、このカメラもご多分に漏れず、一体型高倍率デジカメなので、ビューファーは、電子式です。
ちゃんとグリッド表示なんかも出るので、まぁ、なんとか実用域かと(^^;;
ただ、ピントの山が掴みやすいかと言うと、ちょっと微妙でした。
眼鏡をかけてるからでしょうが、位置がちょっと奥まって見えるんですよねぇ。
さて、ここからは各種メニューをざーーーと見ていきましょう。
まずは、撮影メニューですが、通常より多いブラケット設定が好感が持てます。
で、このレビューの1回目にを見てコメントを下さった方の一番の関心時、リング設定もここにあります。
ちょっとメニューについてという事から離れますが、このレンズリング、まぁズームリングになりますよね。
そのフィーリングなんですが、まぁ100mm以下ですと、まぁなんとか追従できます。
でも、それ以上の高倍率にシフトしようとすると、もたついて実用にはなりません。
まぁ、1ヶ月使って最後の頃はそれでも慣れましたけどねぇ。(^^;;
思うんですが、R8なんかに採用されてるステップズームと併用する仕様のズームリングであれば、きっとまだ使い物になりそうな気がします。
次は画質メニューです。
ここは、このカメラが動画モデルでもある事を証明してますね。
画質項目の中にムービーマーク付きのものがありますから。(^^;;
最後は、本体設定とでも呼べばいいでしょうか。
ここにも、動画がメインとも呼べる設定がいくつか仕込まれてますねぇ。
ここで面白いのは、3枚目、ビデオ出力でPALが選べます。
一昔前はこんなモード自体ありませんでしたからねぇ。
デジタルって偉大ですねぇ。
このカメラ、フルHDで撮れるのですが、さすがに高価なミニ端子付きのHDMIケーブルを買ってないのと、満足に動画を撮れなかったので、その高画質を全然、試せませんでした。m(__)m
ちなみに Macでは、このカメラのフルHD動画は再生できませんので、こんな感じになっちゃいました、こんな感じに。
さて、この各種設定を選ぶ時は、そうでもないですが、実際の撮影時にはEOSばりのこのダイアルが大活躍します。
こんな風に
右端に並んだアイコンに基づいて、設定を変える時は、このダイアルで廻した方が、なんとなく撮影してるなぁって気にさせてくれます。
問題は、この右端のアイコン間の移動は、やっぱり十字キーを使わなきゃならないってことです。
実に、もったいないです。(笑)
さぁ、ここからは、この間の夕景、他にも数枚撮ってるので、それを御覧下さい。
これは、あれ?なんだか浅い夕焼けって感じに思われるでしょう。
はい、これは普通のオート撮影なんです。
で、ここからは、CASIOが言う処のBS(ベストショット)モードの中にある夕日モードで撮影してます。
このBS(ベストショット)モードを開くと、フルカラーのサンプル画像付きでどんなモードなのかを教えてくれます。
パナなんかも同じような判りやすいGUIなんですが、このBS(ベストショット)モードは一つ突き抜けた感じのセンスのいいメニューになってます。
うっかりその表示状態を撮影し忘れたので、絵がありませんけど、m(__)m
では、暫し夕景を御覧下さい。
ちょっと「ヱヴァンゲリヲン」っぽいでしょ。
まぁ、その「ヱヴァンゲリヲン」自体が「ウルトラセブン」へのオマージュ一杯なんですけどね。
しかし、ホント、こんな感じの茜色だったんですよねぇ。あの日は。
そして、なぜ、こんな風になったかは判らないのですが、画面、右奥の建物の上にこんな青い炎のようなモノが・・・・・
もしかするとこの日は、夕焼け時に雷雲も右手奥方向から迫ってたので、なにかが稲光で反射したのかもしれませんが・・・・定かではありません。
ね、夕焼けの上に、黒い雲が覆い被さってるでしょう。
最後にハイスピードムービーとノーマルの動画の比較を御覧頂いてこのレビューを終わりにしたいと思います。
まずは、ハイスピード版。
EX_F1_HS01.mp4 次に、ノーマル版です。
EX_F1_SD01.mp4 どうです、こんな見本では、ちょっとどうしようもないんですが、なんとなくその雰囲気だけは判っていただけたんではないでしょうか。
まぁ、ハイスピード版は、音声が収録されない仕様なんですが、正解ですよね。
聞ける音声にはならないですから。(爆)
さて、この【EX-F1】、なかなか面白いカメラだとは思いましたが、やはり値段とその特殊撮影を撮るシュチュエーションに恵まれないとネコに小判になってしまう可能性大という判断をせざるを得ないというのが実情ではないでしょうか。
やっぱ、普通なら、一眼レフ+コンデジ+ムービーってのが王道なので。
こういう機能は、やっぱりムービーに実装するのが、いいのかもしれませんね。