さぁ、昨日は、【MDR-EX300SL】を中心に開梱しましたね。
で、その兄機である【MDR-EX500SL】も、パッケージの構造的には、同じなので、ササッとその部分は、終わらせて、本題に入ることにします。
まぁ、流石に、主力機らしく、【MDR-EX300SL】と同じ品質のパッケージでも、そちここに高級仕様の匂いがプンプンします。
表に描かれたキャッチも、銀箔の型押しですしね。
【MDR-EX300SL】の時は、スルーしましたけど、パッケージ側面には、こんなアイコンが並んでます。
弟機に比べてアイコン的な違いは、水色で囲った部分だけです。
まぁ、ヘッドホンですし、そうそうアイコンになる機能ってのも、限られてますからね。
こんなもんでしょう。
この辺りの開封手順は全く一緒ですけど、白から黒に変わるだけで、随分と荘厳になりますねぇ。
で、この開封順序のシールって、おそらく最初はなかったのかもですね。
そして、いざ出来たら、開け方、これじゃあ判らないのでは、って事でシールになったのかもしれません。
でも、これ貼り間違えのリスクがあるから、ロットが変わったら、印刷とかにした方がいいかもしれませんね。
さて、ここからは、ようやく、オリジナルの展開になりますよ。
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本体から伸びるケーブルの下に、なにやら和紙のようなものにくるんだモノと、その右脇に、ちゃん中身がこぼれないように、間仕切りが・・・・
この和紙包み、アレでしょうねぇ。( ̄ー ̄)
ほら、やっぱり、キャリングケースでしたよ。
いやぁ、このキャリングケース、過去最高の出来ですよねぇ。
でも、このケース自体は、
前々々回と
前々回でも、書いたので、ここはひとまず、置いておきます。
で、えーーーーと、取説はいったい、どこへ?
パッと見、見当たらないような・・・・(^^;;;
あっ、あっ、ありました。
お弁当でいう、お新香がありそうな間仕切りの側面に張り付いてました。
で、一応、さーーーと目を通してと。
こんな文章が目を引きました。
そうなの?初めて知ったんですけど、こんな注意書き。
しかも、かなりの静電気体質なんですが、なった事ないですよ。
調べてみたところ、この注意書き、どうやら、このモデルだけのようなんですけど。
いやぁ、これから静電気、本番ですけど・・・・怖いなぁ。
皆さん気をつけましょう!!、このモデルを使う人は、天然素材の服、着た方が不快な思いをしなさそうです。
まぁ、私は気にせず、どの程度のピリピリか体験したいと思いますが・・・(^^;;
さて、もう一つ、この2個を同時買いした者の責任として、やって置かなければならないことがありました。
それは。
バッチリ、ですよ。
ちょっと、ハウジング裏の形状が合わないので、がたつきますが、ちゃんと収まります。
たしかに、【MDR-EX300SL】には、勿体ないケースだと思うのですが、コストを落としたものでも、いいし、別に【MDR-EX300SL】用としてではなく、3兄弟共通用として、なんとかアクセサリーで出してくれませんかねぇ。
そうすれば、どんな高級機でも、裸使いの方は、よりリーズナブルに買えますし、普及機でも、どうしても毎日、ケースに入れて大事に使いたいと思う層は、このケースを別で、買えば、言い訳ですから。
どうか、ひとつ、ご検討のほどをm(__)m
さぁて、いよいよ本体を見ていきましょう。
ちなみ、その他の附属品は【MDR-EX300SL】と同じなので割愛します。
うーん、こうやって改めて単体でみると、昨日、鮮烈の赤をみてるからか、大人しく感じますねぇ。
素材云々より、見かけの高級感はないかもですねぇ。
実に、大人しい。
そして、【MDR-EX300SL】との違いです。
なんでか、ブッシュの部分にSONYのロゴが印刷されてます、おいおい(^^;;
レースクイーンとかで、ストッキングにその会社のロゴが印刷されてるのを穿かされてるのを見ますが、そんな感じにしか思えず・・・・・あんまり好みじゃないです。
この仕様はSONYビルで見たときは、なぜか気づきませんでしたけど、そうか、このモデル、他の場所に入る場所がないからかぁ。
で、右側の写真は、恒例のLを示すボッチですが、うーん、この銀メッキ、使ってくと、すぐ剥げちゃいそうです。
中級機なんですから、ここは他の素材に出来なかったのかなぁ。
銀メッキ=高級感ってのは、どうもなぁ。
こういう時、腕時計なら、アルミで表面処理だけ変えて、出せるのになぁ。
もうちょっと、そういう装身具に拘った生活、送った方が良いかと。 そういう処理のヒント、いっぱい隠れてると思うのですが。
そして、【MDR-EX300SL】と同様の位置にバスレフダクトがあるのですが、どうも開口サイズが倍はありますねぇ。
裏側といいますかハウジングのほとんどが、【MDR-EX300SL】と同じくプラスチックなのは一緒なんですが、果たして塗装かアルミのどっちがに高級感があるのかという愚問に対して・・・・どうしてこうなるんでしょうねぇ。
ソニービルで見たときより、なんか数段、安っぽく感じるのは。
やっぱなぁ。
思った以上にプラスチックとアルミのハイブリッドが、高級感を損ねてるんですね。
これだと、【MDR-EX300SL】の方が、よく見えるものなぁ。
外から見える部分なんてのは、顕示欲であって、買った本人にとっては人から見えない部分までも、一体で処理されたガジェットにこそ、所有欲やずっと使わっていきたいと愛着をかけるものだって、認識がない証拠だなぁ。
惜しい、実に惜しい。
このノズル部分も、各カラバリ色で塗られた【MDR-EX300SL】の方がグッっとくるものがありますねぇ。
実に、実に大人しい。
えっ、なんか思い切り、辛辣じゃないかって?!
いやぁ、そりゃあ、この価格帯は自分で蒔いた種的なゾーンなんですから、そのリファインモデルとして世に出るなら、相応の覚悟あっての事でしょ。
ちなみに、肝心の音質ですが、聞き始めは、【MDR-EX300SL】に比べて、もの凄く大人しく感じるのですが、徐々に何かが剥がれ落ちて、低音が出始めるなぁって感じはします、間違いなく。
下から、上まで籠もらず、割とフラットに出てるんじゃないかと思いますし、分解能自体も、いいんじゃないかと思います。
MDR-EX三兄弟を表すと、意外と豪快だけど底が見えない長兄・思慮深いけど裏がありそうな次兄・最初から元気一杯な末っ子ってところでしょうか。
今回、次兄・末っ子、同時発売なので、実はなんか歳の違う双子のような印象になりがちですが、聞き比べると、微細ながら個性を感じる結果になりました。
500を使った後だと、籠もって聞こえるんですよ、300の方が。
まぁ、どちらもそれぞれ味わい深いので、毎日の選択に困っちゃいますけどね、正直。
ただ、キャリングケースがある分だけ、【MDR-EX500SL】の使用頻度が上がるんだろうなぁ、個人的には。
唯一難点は、装着に難ありなんです、【MDR-EX500SL】は。
ほらね、ちょっと、合わないんですよ、右耳だけ、この500のハウジングと。(^^;;)
これはイヤーピースでどうこうのレベルじゃないかなぁ。
あっ、そうそう。
上の写真は、BOSEのin-earのケースですが、同じマグネット使用ながら、もの凄い強力な磁力で、こういうスチールフレームに宿る事が可能ですが、【MDR-EX500SL】のそれは、実は、あまり大した事がなく、こんな芸当は出来ません。
なので、取説にあるように、クレジットカードや耐磁性能のない腕時計は近づけては駄目でしょうけど、BOSEほど、気を使わなくてすみそうです。
さぁ、後は、ずーーと、やってなかった対決シリーズを2年分、貯まったヘッドホンで年内にやってみたいと思います。
では、その日が来ますように(爆)