2011年06月27日 - Mono Fellows レビュー さて、今宵はみんぽすからお借りしている薄型テレビ用スピーカー【Olasonic・TW-D7OPT】の開梱/外観編に引き続き、設置/音質編をレビューしていこうと思います。まずは、テレビの両端に仮置きしてみました。あらら、思った通り、とんがり帽子が邪魔をして画面を塞いでしまいますね(^_^;;)14273-33-22772914273-33-227729 でも、慌てず騒がず、ご安心下さい(`・ω・´)キリッ このスピーカーは、こういう場合の為に横倒しで使ってもいいように設計されています。 最近の液晶テレビがみな、スタンドから画面の下端までがかなり近接するように設計されてる事をちゃんと折り込み済みだからこそですよね、この対処は。という訳で横倒しにしてみます。 こういう時に、スピーカーの底が球形でスタンドがシリコン製だとっても簡単に横倒しに出来ますし、何より視聴位置との微調整もラクチンです(^_^)b でも、これは想定外です。 横倒しにしても、BRAVIAがあまりにも低い位置に設置できるのが徒となって画面に被ってしまいます。まぁ、私としても、我が家のBRAVIAの左端下端に煌煌と点灯しっ放しで消す事の出来ないインジケータランプを隠せれば一石二鳥と目論んでいたのですが、これでは致し方ありません。スピーカーの位置をもう少し外に持ち出しましょう。 ねっ、これなら画面も塞ぎませんし、何よりスピーカーの底が球形だからはみ出してもそんなに圧迫感はありません、よしよし。DAコンバーターが内蔵されているコントロールユニットも開梱/外観編で少しお話しした通り、超低姿勢の平べったい筐体のおかげでインジケーター類が光っていてもあまり気になりません。これなら画面に集中できそうです。 こうなると一層、気になるBRAVIAのインジケーターが消せない仕様なのが腹立たしいですわ。 さて、設置もすんだので、BRAVIA側の設定を変更しましょう。説明書を読まずとも、メニューの中にある音質・音声設定項目を調整すれば音が出るようになるのは明白なのでそこを目指してリモコンを操ります。まずは、「ヘッドホン・音声外部出力設定」をヘッドホンから音声外部出力に切り換えます。実はこの項目、テレビの設置の際、ヘッドホンジャックに防塵キャップを挿すとTVスピーカーから音が出なくなったので必要かと思い変更したのですが、結論から言って変更する必要はありませんでしたので、まぁ無視して下さいませ。次に「音声外部出力設定」もテレビのリモコンから音量操作出来ると思って可変モードに変更したのですが、こちらも結果として必要のない項目でした。 よくよく考えれば光デジタルケーブルで接続するのですから、テレビから操作出来るはずもないんですがなんか、出来てしまうような錯覚に陥いってしまいました。超恥ずかしいです(*^^*)気持ちを切り換えてここからがちゃんとした設定項目です。 「スピーカー出力」を内蔵のスピーカーからオーディオシステムに切り換えます。そうなんです、成りは小さくともこの【TW-D7OPT】はオーディオシステムなんです。そこんところがあまりにコンパクト過ぎてアクティブスピーカー程度に誤認しちゃうんですよねぇ(^_^;)最後に「デジタル音声出力設定」を設定し直す訳ですが、うーーん、ここってオート1(BRAVIAが対応している圧縮音声をそのまま出力するモード)のままじゃ駄目なのかなぁと思い、試してみるも音が出ません。そうするとオート2(マルチチャンネルの圧縮音声のみそのまま出力)ではますます、音が出なさそうなので素直にPCMモードにしてみると音が流れ始めました。 なるほど、AVアンプのDAコンバータと違ってPCMしか受け付けないのね。 まぁ、そりゃそうか。2ch音声出力なんだから(爆) という訳で無事に音が出るようになったのですが、まぁ、なんと言ったらいいんでしょう。 この自然な音は♪ 五月半ば過ぎにBRAVIAがやってきて、何が不満って、それまで使っていた液晶WEGAに比べて、やせ細った音しか出ず、デジタルレコーダーの強み、1.5倍速再生を多用する私としては、そのモードにした途端、更に聞き取りづらい音しか出さなくなるのでほとほと困っていたんですよ。 かといって純正のサウンドバーシステムは今期のモデルより6°の傾斜しか選択出来なくなってるので音の為に今度は肝心の映像を見づらくする方策は選択しようもなく、我が家では導入を諦めていました。 そんな時にOlasonicから今度はテレビ用のスピーカーが出ると聞いて、とても気になっていたのですが、買って失敗するのも怖かったのでこうして「みんぽす」でお借りする事が出来て、ホント助かりました。だって、私にはもう福音と呼ぶしかないほどの音を奏でてくれましたし、何より充分設置可能な事も判りましたしこれで試用期間後の購入決定です!!! しかも、実際の運用として、気にしていた音量も一度設定すれば余程の事がない限り再設定する必要ありませんし、何よりあの豆粒リモコンにあるAUTO-POWERスイッチを一度押してオートモードにしておけば、テレビの電源を落としただけで勝手にスピーカーも電源が落ちるのでまるで内蔵スピーカーが拡張したかのようでとても使い勝手がいいです。 まぁ、苦言を呈するとすれば、レコーダーのダビングモードなどの音を発しない画面にしておくと、先程のオートパワーオフが働いてしまうので、再度、何か番組を観ようとしても、ちょっとだけ音が出ない時間(タイムラグ)が発生してしまう事でしょうか(笑) それ以外は表題通り、そこに或る事が当たり前の存在でいられる驚異のスピーカーという評価になります。まぁ、16,000円ほどしてしまうので、テレビの音に無頓着な(ヘッドホンステレオも附属のヘッドホンでいいという)層には響かない商品ではありますが、少しでもオーディオよりの考え方が出来るのであれば、少ない投資で毎日の幸せを手に入れられるマストな商品ですよ、コレは。 こういう商品を大手メーカーが参入して作ったとしてもアクティブスピーカーの域を出ないものしか出来ないでしょうから、まぁ市場を荒らさないと言う意味でもそっとしておいて欲しいものです。 もし、大手が乗り出すのだとしたらHDMIセレクターを兼ねたセレクター部にスピーカーの基本セットとして売り出して、拡張としてサラウンドヘッドホンも追加出来るような構想で本腰なものでお願いしたいと思います。 最後に設置してからもう、あまりに自然に振る舞ってくれるのでお返しする日を忘れないようにするのが今から大変です。お返しが遅れたらごめんなさい、みんぽすのご担当者様(笑)バキッ!!☆/(x_x) いえ、あくまで褒め言葉としての冗談です、きっちりお返ししますからね。 では(^_^)/ ※関連リンク今日は朝から大仕事!!【SONY・BRAVIA / KDL-46HX920到着準備編】レガシーを薙ぎ払うモノリス・その1【SONY・BRAVIA / KDL-46HX920ひとまず壊さず編】レガシーを薙ぎ払うモノリス・その2【SONY・BRAVIA / KDL-46HX920 開梱 / 設置編】レガシーを薙ぎ払うモノリス・その3【SONY・BRAVIA / KDL-46HX920 おき楽リモコン編】レガシーを薙ぎ払うモノリス・その4【SONY・BRAVIA / KDL-46HX920 とんだお粗末か?!無線LAN編】レガシーを薙ぎ払うモノリス・その5【SONY・BRAVIA / KDL-46HX920 無線LAN、やっぱりか?!編】そこに最初から或るべき存在!! その1【Olasonic・TW-D7OPT 開梱/外観編】