今回は、【その2】の実は翌日と翌々日に行われてたのですが、流石に仕事始まると連戦という訳にもいきません。
で、お休みに落ち着いてエントリーとなりました。
で、対決の舞台は、都内某所・鉄筋コンクリート造の6F ,窓際からの対決です。
要は私が普段勤める職場からで御座います。
ここは、普段は部屋中にパソコン等が犇めく部屋なのである意味FMなんかも高感度型の受信機でないと受信しづらかったりします。
でも、対決の日・第１日目は、私が自主出社したので、他に誰もいないし、パソコン関係もほぼ冬眠中というシュチュエーションであることを頭の隅に＼(^^＼)下さい。
で、肝心の画質の前に、受信出来ないとお話になりません。
まずは、TypeUと【SEG CLIP】を繋いで起動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・＼(◎o◎)／！
えっ、『東京MXテレビ』が受信出来てる。確かにソフトが起動してからやはりデータ放送の受信までにかなり待たされるのですが、ちゃんと映りました。
ちなみに会社の同僚２名が、現SoftBankMobileのアクオス携帯を所有しており、以前、『東京MXテレビ』が受信
出来ないのは確認済みでしたから、この感度には脱帽です。
うーむ、やはり高い建物であれば、高感度の恩恵は受けられるようですね。
差し替えて試した【ちょいテレ】ではやはり、『東京MXテレビ』は受信出来ませんでした。
東京でもマイナーな『東京MXテレビ』１局が受信できる事は多分、購入の決定の後押しとしては弱いですので、補足というか憶測を少々。
恐らく、プロの方のレビューでも『東京MXテレビ』が映るかどうか、一つの指針にされてるように思います。
これが、各地域で使う際、どう影響するかというと、要はワンセグって主要都市部だと、大型の電波塔があるのである程度の電波を捉まえられると思います。でも、地方だとそんな大型の電波塔がなかったり。都市部でも電波をつかみにくい場所が出てくるんだと思います。
そう言った時に、より微弱な電波を捉えるチューナーの方が使用する側には有り難いことになります。
また、微弱な電波を正確に受信できるということは、より強力な電波を捉えると安定して受信できるというメリットにもなります。
ただ、これだと【その2】で自宅で評した結果と矛盾する事になります。
そこで、職場での２日目の実験が生きてきます。
そう、２日目は仕事始めですので、すべての電磁波を出す機器がフル稼働し始めております。
そうすると、『東京MXテレビ』は受信出来なくなりましたし、若干・感度が悪くなりました。
もうお判りですね、微弱電波を捉えやすいようですが、妨害があるとやはり折角の性能も無力化されるようです。
ただ、こういうのは、長期にみないとホントのところは判らないのかもしれませんので、悪しからず。
も一つ、おまけに、自宅のすぐ外で、受信してみましたが、若干・感度が上がって、『TBS』、『テレビ東京』、『テレビ朝日』も追加で受信は可能になりましたが、そんな場所で受信出来てもねぇ〜。
いよいよ画質です。
まずは、こちら【SEG CLIP】の画面です。
丁度、対決させた時に放映してたアニメからの１シーンなんですが、やはり色ののりが良くて見やすい画面です。
一方の【ちょいテレ】は
こんな感じです。流石に同時に２台のPCに繋ぐなんて出来ませんから、シーンは変わっております。
こちらは、色も浅めで、線画もゴーストのようになってしまい、少々見づらいです。
実はこの番組の裏でアイススケートの放送もあったのですが、あまりにどちらで受信してもブロックノイズが凄くて、ちょっとそんな状態のものを撮影してもと思いこちらにしました。
やはり“ちょい見”の性格の高いワンセグ放送ですし、最大のライバルはワンセグ携帯です。
やはりパソコンだとどうしても全画面表示で見てもいいなぁーと思えるのは、TypeUの4.5inch(WSVGA)までだと思います。それでも、あの3inch程度でワンセグに最適化された携帯のそれと比較するのは酷です。
おそらく開発の方ってのは、100%のサイズなら、携帯にひけを取らないと思ってお出でなのでしょうが、そこはそれ、そんな画面に対して、色んな邪魔な壁紙やら、ウィンドウが出た状態のものに人が集中できる訳がないことを忘れてませんか？
あくまで、小さいながらもテレビなので、画質対決っていうとやはり画面一杯の対決をしないとまずいでしょう。(^^;)
なので、引っ張った割にこんなあっさりで申し訳ないのですがあまり画質って言う評価はさけた方が良いように思いましたのでこの辺りでやめます。m(__)m
後は、この３回目の対決で更に付属ソフトを触ってて思ったことを２，３。
まずは、もう一度【SEG CLIP】の画面を
映像の下に字幕がありますよね。
この字幕のon/offが鬼門です。
この字幕を消すには、全画面表示にして
このように右クリックのサブメニューから呼び出してやっと消せます。
でも、画面を標準のサイズに戻すと、あらっ、不思議、また字幕が表示されます。
もう一つ、消す方法があります。
まず、【SEG CLIP】の売りの一つ、各ウィンドウの合体を解除します。
そうして、字幕ウィンドウを消します。
で、再度ウィンドウを合体させると、あらっ、不思議、また字幕が表示されます。
どうあっても、字幕はonがデフォルトのようです。(-.-#)
一方の【ちょいテレ】だと
テレビ画面の下にあるボタンに字幕on/off のボタンがあるので、任意に消せますし、記憶もしてくれます。
逆に【ちょいテレ】で困るのがこちら
デフォルトでカーソルをテレビ画面に合わせるとこういうマウスホイール機能に連動したチャンネル切り替えアイコンに変わるのですが、こいつが曲者です。
普段は、数秒で一旦、画面から消えるのですが、電波受信の強弱が変わる度に画面に出現します。
なので、画面下にカーソルを逃がして置かないと、興ざめで(-.-#)ってことになります。
一方の【SEG CLIP】も
設定を変えれば、【ちょいテレ】のようにマウスホイールに連動してチャンネル切り替え出来るようですが、
デフォルトは
右クリックのサブメニューからの呼び出しとなってます。
どっちがよりうざいかというと字幕のon/offが自由に出来ないことですかね。
さー、３回に渡り、お送りしてきたワンセグチューナー対決ですが、この辺りで一旦、閉幕させていただきます。
もし、このままモニタ機を持っていて良いなら、G.Wに控えてる帰省の際、寝台列車で受信対決させてみたいですけどね。
このモニタ機の処遇について何一つ書かれた書類が同梱されてなかったんですよね。？
さー、このレビューでの私の評価は
自宅で使用するなら、外部アンテナ付きの【ちょいテレ】
会社で使用するなら【SEG CLIP】って感じです。
やっぱり、なかなか万能なものってのは、ないので、こういう評価になってしまいました。
最後に
I-O DATAの企画担当者様、貴重な体験になりました。ありがとうございました。
ホントにホントに余談です。
受信出来なければ、ただの箱にに成り下がる商品ですので、もし可能なら直販サイトで、１週間のお試し後に、購入するかどうかの決定が出来る仕組みを限定でも良いので出来ると、[欲しいけど、迷ってる層]にはアピール度高いのではないでしょうか？
そうする事によってクチコミ度もアップするように感じました。