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昭和の作り方なんだろうなぁ、残念!!【七人の秘書 THE MOVIE at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

昨日は予報通り、夕方から雨、そして今日も午前中も雨予報。
だから折角の日本GPもレインレースでしたが、終わってみれば三時間ルールの終盤に凝縮されてそれなりに見応えたっぷりでした。色々、ルールの取り違えなどがあってドタバタしましたが、今期のワールドチャンピオンの戴冠も決まって中々に記憶に残る鈴鹿になったかもしれません。
先ずはマックス・フェルスタッペンのダブルワンのチャンプ、おめでとう!!
 
さて、昨日の夕方から降る雨で午前中が台無しになりそうな今日、お送りするのは金曜の雨上がりの隙を突いて観て来た映画のお話です。


2020年の秋ドラマとしてテレビ朝日系で放映されていた【七人の秘書】を映画化した【七人の秘書 THE MOVIE】です。
感想は劇場公開前にスペシャルドラマが放送されるなど今や当たり前になったテレビ局資本の映画の中ではスペシャルドラマも活かせてないし、肝心の劇場版のお話もスカスカ、舞台設定に対する美術がお粗末で折角の主演女優陣、バイプレイヤーズの面々が頑張ってるシーンも逆に浮いてしまい正直、残念感しかない作品でした。しかもトドメは笑福亭鶴瓶さんと岸部一徳さん演じる巨悪の二人が懲らしめられ逮捕されたけど病気を患い、もしくは仮病でVIP病室に逃げ込んだ挙げ句、謎の高笑いで締め括るなど何処が懲らしめたんだよってツッコまざるを得なくて、折角、テレビドラマを観てくれてわざわざ映画館まで脚を運んでくれたファンを煙に巻く演出と脚本がまるでNHKのあの朝ドラを彷彿させるお粗末ぶりでした。
 
多分、昭和の頃や平成初期なら通用するかもしれませんが、今、バズる映画はどれも観に来てくれた観客を楽しませる事に腐心した事がちゃんと伝わる作り方だし、観てて『あれ?場面転換したら急に衣装が替わったぞ。』とか『いやいや、大牧場か、それ?』とか『どんだけ火の回りが早いのさ?』とか『えっ、なんでこの人が逃げ切れてるの?』などなど設定のいい加減さのオンパレードだと観てるこちらは呆けるしかないんですから(^_^;;;;
 
まぁ、初日のレイトショーとは言え一番大きいスクリーンで閑散とした入りなのできっと二週目は一日一回が良いところかな。とにかくテレビ朝日系主導の映画は相変わらずよろしくないですな。



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