究極の動く漫画だわ。【THE FIRST SLAM DUNK at MOVIX亀有】

いやぁ、今週はのっけから寒い日々でしたが今日は少し気温が上昇するみたいで助かりますわ。
　
さて、そんな今日、お送りするのは昨日に引き続きこの間の土曜日に観て来た映画のお話、その2です。
　


観て来たのは席の予約が一か月前から開始とか予約開始直前に声優が一新される事などを発表するとか物議を醸しだしていた【THE FIRST SLAM DUNK】です。結論から言うと観ればその圧倒的な井上雄彦先生の描く彼らがそのまま動き回る圧倒的CG画力に打ちのめされて声優が一新された事など些末な事に思えるって事でしょうか。
ただ、漫画として発表された当時のルールなので前後半40分の山王工業戦を軸に描く際の枝葉のお話の方が長くて、じれてしまう観客も居て大迷惑だった事がマイナス要因でした。特に私の右隣に座った巨人くんは始まってまだ半分くらいの時間から何度も何度もスマフォで時間を確認する大馬鹿野郎でとてもうざかったです(T-T)


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今作の主役はエンドロールやこのパンフの表紙からも分かる通り、リョーちんこと、宮城リョータにフォーカスしており予告で描かれていた1on1などの風景は彼の出身地が沖縄である事などと同時に明かされます。なので彼に深く関わる三井くんや彩子さんにご家族話などが山王戦が少し進む度に挿入される形式の物語進行なのが、気に入るか気に入らないかで大きく感想も変わってくると思われます。
　

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入場者特典であるこの｢ビジュアルカード｣の裏に印刷されている二次元バーコードを使ったAR動画的なお茶目な顔は一切封印し、ずっとリアルな面々で描かれていて、TVアニメに慣れ親しんだ層は面食らった事でしょう。
つまり、多種多様で系統もバラエティに富んだ映像作品を見慣れた層ならすんなり対応出来てもただただ、｢SLAM DUNK｣が好きだけだと厳しいかもしれません、これは若年層やリアルバスケファン(身体動かすのが好きな層)には特にそうかも。個人的には声優一新でどうなるかと思いきや圧倒的なバスケットボールのプレイシーンに魅了され、やや枝葉の話がくどいと思いつつ楽しませて貰いました。
　
これ、タイトルに｢FIRST｣と冠してるけど｢LAST｣でもあるよねって思うと感慨深さが変わってくる訳でまぁ公開前の物議は置いといてとにかく良き着地点になったのではないでしょうか。
　

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