久しぶりに、正統に『to be continued(続く)』な映画だわ(笑)【SPIDER-MAN : ACROSS THE SPIDER-VERSE (IMAX レーザー/GTテクノロジー) at grand cinema sunshine】

梅雨は何処へ？と言いたくなるほどここ数日はよく晴れてまるでもう夏が来た様な有様ですね。今日も真夏日ではないものの夏日予報なので、熱中症にだけは気を付けて振替休日を愉しみたいと思います。

さて、そんな今日は先週の金曜の夜に観て来た映画のお話です。


観て来たのは既に来年、次作の公開が決定している【SPIDER-MAN:ACROSS THE SPIDER-VERSE】です。
前作の【SPIDER-MAN : INTO THE SPIDER-VERSE】から1年4ヶ月後を描くマルチバースもののスパイダーマンのアニメーション映画になります。映像的には4年ちょっと待たされた事になるのでその甲斐あるアニメーションの概念をぶっ壊すとても勢いがあり野心的な作風になっていて内容も然る事ながら見惚れる映像美を堪能出来ます。
なお、前作は吹替えで今作は字幕で観たのでヒロイン･グウェンの本国版の声を当てているヘイリー･スタインフェルドさんの声も初めて聞いたのですが、日本語版を悠木碧さんが演じている理由がよく判りました。なんか声の質がそっくりですもの。ここまで一致する事はないので、出来れば他の作品も悠木碧さんがやらないかしら(ホークアイのケイト･ビショップとか)


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今回のスパイダーバース三部作の副題は、一作目がスパイダーバースの中へ、二作目がスパイダーバースを掻き回して(交差して)、三作目が先へ(越えて)と序破急に準えてるのは丸分かりです。よって破となる今作は三作目の土台作りとヒロイン･グウェンのキャラクターを掘り下げるなど、三部作の真ん中の作品として『続く』にありがちな盛り上げるだけ盛り上げて寸止めな展開で終わってしまいます。観てて薄々、そうなるなと言う予定調和を感じ取りつつもだったら次作は今年中に公開して欲しいかもと思ったのは私だけではないはずです(^_^;;


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恐らくもう映像美や映像テクニックで驚かされる事は次作ではないでしょうがここまで混乱を来したスパイダーバースをしっかり締め括るお話にして欲しいですわ。たまにはハイパーハッピーエンドで終わるスパイダーマンがあってもいいんだよと思ってるので。

※関連リンク

今年、初めての [a studio] 詣で!!!!【SPIDER-MAN : INTO THE SPIDER-VERSE [日本語吹き替え版”極上爆音上映!!(マルチバース･サウンド)”] at 立川 CINEMA CITY】

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