孤独のグルメ ロケ地巡り･その７【江戸川区西小岩 四川家庭料理処 珍々(ゼンゼン)】

ついに12月になってしまいました。
そのせいか随分と寒く感じる様になりましたね。

11月半ばに巻き起こった【DSC-RX1】事件のせいですっかりレビューが滞ってるんですよね。そんな【DSC-RX1】も昨夜から再始動してもいいのかなぁと言う状態に漕ぎ着けましたので今宵はそんな【DSC-RX1】が最初に我が家にやって来た直後に訪れてた『孤独のグルメ』ロケ地ツアーの模様をお送りしようと思います。


一期、二期の放映を通して最も我が家から近いロケーションになります隣駅･小岩は住宅街のど真ん中にある四川料理処『珍々』になります。駅前のこの商店街を抜けた時はまさか住宅街のど真ん中に放り出されるとは露知らずなんですけどね(笑)


折りしもその日は酷い土砂降りでして『孤独のグルメ』放送の初週と言う事もあり“こどグルマスター”が予約して下さってなければ、全員濡れ鼠のまま引き上げる事、必至でした。


まぁ私が一番近くに住んでる事もあり、当然が如く一番乗りだったのですが、雨が激しくてお店の外で待つのも厳しく開店を促がす様な形で入店してしまいました。で、メンバーが集まるまで待つ間に、五郎ちゃん事、松重豊さんのサインなどを見つけ、記念にパチリとしたのですが、なんだかラブリーな色紙ですね(笑)


そうこうする内にメンバーも集まり、まずはすぐ出せるよと言われて原作者の久住さんも食していた五香麻辣牛肉(牛肉とアスパラの香味煮込み)をつまみ始めるのですが、これがねぇ、香辛料が後からガツンガツンきて、ビールが進む訳です。


次に「蒜泥白肉」が出てきました。
豚肉に特製にんにくダレがこれでもかと掛かっていて、もうその目に飛び込む鮮やかなコントラストが食べなくても美味い事を証明してるようでした。


更にメニューの中で目にとまっていた「トマトと玉子炒め」が出てくるのですが、てっきり優しい味を想像していたのに、折りしも厨房で次の調理に使われた麻辣が漂ってきたのか、みんなで一斉にむせ始めました(爆)
多分、このトマトと玉子炒めは普通に優しい味だと思えるので次回、もう一度、リベンジしたいかもです。


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先程の「蒜泥白肉」の残ったニンニクだれに劇中同様、普通にお豆腐をお願いするとなんと“波乗りジョニー”がタレの波を従えて登場です(爆)


豆腐のダブルブッキングなれど、麻婆豆腐の登場です。
想像してる以上にお豆腐がしっかりとした形で残ってるのになんだか色が日に焼けたかの様になってる様に少し気圧されましたが食べると四川の山椒が舌をピリピリと刺激してこれまた美味い。


でも、ビールの味がしなくなる程なのでここで紹興酒にスイッチ。


劇中でもやたら注文されていた「じゃがとろ」がテーブルに運ばれて来ました。
うむ、こいつは確かに「じゃがとろ」だ。
マッシュポテトの上からとろーりとしたソボロ餡が掛かっていてそのまま、ご飯を注文したくなります。


この辺りで既に予約の二時間枠の半分は確実に過ぎており、〆まで一気に駆け抜けるために「水餃子」の投入です。この水餃子も皮がもちもちでまるで牛皮で出来た柏餅の皮の部分みたいに美味しいのです。


これまた「長芋の炒め物」が目先を変えてくれるのですな。 普通に炒め物なのに、何故か油がｷﾗｷﾗしてて食欲をそそります。


そして残り15分を切ったにも関わらず担々麺がやって来ます(笑)
この辺りは全員の〆に対する執念を感じました。


で、混ぜ混ぜして頂くのですがもう、この日何度目だろうと言う思いの汗を搾り出され、頭皮に存在する汗腺の一つ一つの動きが脳に伝わってくるような辛さのシンフォニーに打ちのされつつも実は全然、後に響かない辛さに酔いしれつつ、土砂降りの中、お店を後にするのでした。
　
お店を切り盛りするお母さんが『二時間と言わずもっと料理を振る舞いたいけど、今はちょっとしたブームなのでまたゆっくり出来る時に来てね』って言って下さったので少し落ち着いたら訪れてみようと思います。

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