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まんまと騙されたわ。【ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE- at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

再び、新型コロナの感染者が増え始めとても不穏ですね。
中々、人と言うモノは自分を律して節制した生活を続ける事が出来ないからこの増加傾向に歯止めを掛けるのは容易じゃない気がします。他人の不幸を高みの見物でヘラヘラ見ていられる層が無くならないのと同様に、ね。

さて、そんな今日は一週間前に観て来た映画のお話です。


観て来たのは【ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-】です。
小説家・中山七里先生原作の「刑事 犬養隼人シリーズ」第四作に当たる本作ですが、オープニング映像の中にそれまでの作品に関する映像が鏤められていた様です。私は原作を知らずに観に行ったのでてっきり本作を紐解くヒントかと思ってしまいました(爆)

原作を知らないので予告映像から受ける印象では正直、面白くなるのかしらと訝しがってたのですが、それは杞憂と終わり、存外に面白かったです。
一応、どんなお話かと言うとアメリカに実在したドクター・デスと呼ばれる医師ジャック・ケヴォーキアンに準えて依頼を受けて患者を安楽死させる謎の医師と刑事 犬養隼人が対峙すると言うものです。そして、安楽死の依頼をせざるを得ない患者側が存在してしまう今の医療の在り方、そして犬養が真犯人に犯人とは知らずに放った一言で難病に苦しむ一人娘、沙耶香も謎の医師に目を付けられるなど、医療もの、刑事もの、家族ものと数方向から愉しめる極上のミステリーに仕上がっています。


THE_LEGACY_OF_Dr.DEATH_BLACK_FILE_001.jpg
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特に犯人側のキャストが一切、ポスターや予告からは排除されていた事もあって、すっかりあの大御所怪優の演技に騙されてしまいました。だからこそ真犯人が分かった時のやられた感ったらなかったです。しかも演じられた方もこんな役を恐らく今まで演じられた事がなかったよねと言う位、凄まじかったです。多分、アカデミー助演賞にノミネートされるのじゃないかしら。
と言う訳で犯人側のキャストはまだ公開して一週間なので伏せておきます(^_^)b
存外に面白かったので刑事 犬養隼人と相棒の高千穂明日香シリーズとしてもう一作見てみたいかな?
ちなみにオープニング映像と音楽が何故か、キーハンターに思えたのは私だけかなぁ(爆)



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