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今年はIMAXで観るべき作品が豊作だよね。【DUNE part one (IMAX レーザー/GTテクノロジー) at grand cinema sunshine】 [映像・音楽]

今日は文化の日ですね。
世間的には祝日ですが例によって私は普通にお仕事ですわ。

さて、そんな今日は昨日に引き続き、先月観た映画のお話、第二弾です。



それは既に「part two」の制作も無事に発表された【DUNE part one】です。
37年前にもデイヴィッド・リンチ監督が映像化していますがあれはかなり複雑な気持ちになった作品でした。今回、あれから様々に進化した映像技術がある上でドゥニ・ヴィルヌーヴ監督によって紡ぎ出された惑星アラキス(砂の惑星[デューン]のこと)の描写が見事で155分の長尺があっと言う間の出来事でした( ̄ー ̄)

【DUNE】を知らない人もいるので、どんなお話かと言うと砂の惑星[デューン]こと惑星アラキスを巡るアトレイデス大領家とハルコンネン大領家の確執、そして陰からその確執を煽る大領家連合を束ねるシャッダム四世皇帝、そして惑星アラキスの本来の原住民[フレメン]、皇帝に仕える女性だけの組織[ベネ・ゲセリット]、この五つが絡み合って巻き起こる壮大な宇宙叙情詩の元祖的作品です。つまり、スターウォーズを筆頭にこの五十有余年のSF作品に多大なる影響を与えて来たのが本作の原作であり、ようやく本来の形で映像化出来たって事なのですな。

DUNE_Part_one_001.jpg
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砂の惑星が舞台と言う事で恐らく水の描写も対比として流麗に描かれると思って観た訳ですが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督はファンを裏切りませんよね。しっかりとそんな自然描写も描かれていて溜まりませんでした。今回は[part one]と言う事で主人公であるアトレイデスの若き当主になってしまったポールがハルコンネンと皇帝麾下のサーダーカーの追撃をかわして、フレメンのある部族に合流する処までが描かれています。ハルコンネンと皇帝の策略でアトレイデス軍は壊滅的状況になるのに、あまり悲壮感が漂わずに終わるのが不思議でした。唯々、美しい砂の惑星[デューン]の自然が人の諍いなどちっぽけだと言わんばかりに描写されていたからかもしれません。
広大な砂漠が舞台と言えばどうしても【アラビアのロレンス】が想起される訳ですがフレメンの衣装がよりそれを助長しており、その衣装の下に隠れる保水(スティル)スーツとの対比がSF臭を上手に和らげてくれているのでしょう。私のお気に入りはトンボの形状をしたオーニソプターですがきっと[part two]では今回の様な活躍はしないのかなぁ。
何れにしても今から二年後の[part two]の公開が楽しみです。
日本でももっとIMAX上映館が増える事を期待しながら待ちたいと思います。
その前にもう一回、観に行きたいな(`・ω・´)キリッ



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