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鎌倉の四季と四人姉妹!!【映画・海街diary at TOHOシネマズ 日本橋】 [映像・音楽]

一昨日の日曜は、「TOHOシネマズデイ」だったので映画を観に出掛けました。
最近、毎週の様に観たい映画が公開されるのは映画好きとしては嬉しいのですが、七月になると週に二本こなさないとスケジュール的に見逃しかねない程、タイトルが目白押しなんですよね。
 
時間は何とかやり繰りするとして掛かる費用も馬鹿にならないので、今回が初日を外してもお得に観られる様に“MOVIX”と“TOHOシネマズ”の割引サービスは最大限に生かすと決めて行動を起こした一回目の鑑賞なのでした。


 
そんな一回目は是枝監督が吉田秋生さんの漫画を映像化すると言う事で愉しみにしていた【海街diary】です。
吉田秋生さんは私の学生時代からの友人が好きで一緒にサイン会に行ってそこから嵌った方なんですよね。
独特のタッチと話の間が絶妙でキャラクターも簡略化された中にしっかりと骨格を感じさせるものなのでさぞ、実写にしてキャスティングも嵌ると映えるだろうなぁと思ってましたが、一年を掛けて撮影された鎌倉の四季折々と相まって見応えは十分でした。


最近の早撮り映画の中にあって一年間じっくり腰を据えた作品作りも然ることながら、突然、三人の姉が出来てしまう事になった四女・すず役の広瀬さんには脚本がなく、現場の合わせで都度、台詞と段取りを伝えて撮る方法だったそうです。
唯一の事前情報として知ってたのはこの位でしたが、原作の吉田さんも試写を見て、『幸福な時間だった。そしてなんかちょっぴり、くやしかった。(笑)』と評した桜のトンネルを同級生にしてサッカーのチームメイトの風太が漕ぐ自転車のキャリアに乗ったすずのシーンは確かに私も一番好きなシーンです。


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そんな香田家の四姉妹を取り巻く脇のキャスティングも絶妙で特に風吹ジュンさんとリリー・フランキーさんが同時に出る海猫食堂のシーンは内容的にも涙貰いまくりでしたわ。
 
そして、何気に四姉妹と三姉妹の母である都役の大竹しのぶさんら、五人の女優さんの芸名が五人中四人までが平仮名である事をエンドロールで気付き、一人ニヤニヤしながら一人、ブラッとしながら鎌倉を訪れる事を考えながら劇場を後にするのでした。
エンドロールでもう一つ、気付いてツボだったのは音楽が菅野よう子さんだった事でしょうか。
桜のシーンで何処か知ってる感じがしたのは気のせいではなかった事を確認出来ましたから、ね。
さて、blu-rayは装丁と特典次第では買っても良いかなぁ。



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