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何故、今年、キューティーハニーが復活したのだろう?【CUTIE HONEY -TEARS- at T・ジョイPRINCE品川】 [映像・音楽]

少しずつゆるやかな気温の上下動と共に秋めいてくのが実感出来る季節になって来ましたね。
それでも陽射しが続き過ぎると若干、汗ばむ位なのは愛嬌としても雨が少し多すぎて困り物なのも事実。
昨日も曇天から雨へと移行してくれて閉口しましたわ。
降るなら降る、降らないなら降らないって線の引き方が出来ない自然の摂理とは言え、ね(^_^;;)

さて、そんな今日は一昨日の日曜日に観て来た映画のお話なぞを。


観て来たのはオリジナルのアニメと漫画の開始から既に43年もの月日が流れ、事ある毎にアニメや実写映画を製作して来た東映と原作者・永井豪先生にとってある意味、看板的作品である『キューティーハニー』の最新作【CUTIE HONEY -TEARS-】です。
ここ最近の実写作品はみな、原作において外せないキーアイテム「空中元素固定装置」の設定を活かし膨らませつつお話自体は再構築したものが多く、本作も「空中元素固定装置」と主人公の姓である如月と敵対するジルの名と早見青児と言ったお馴染みの言葉だけが残り、後はかなり大胆な解釈が加えられた作品となっています。
故に古くからのファンからのお色気がないなどの不満が上がったりしていますが、東映のこう言ったリブート作品の中ではCGやアクションに於ける吹き替えを極力減らすなどの努力は一番だと思われるので脚本のベタさ加減は置いといてもまぁ、B級SF作品としては程々に仕上がってる気がします。
キカイダーとかはちょっと酷かったですからね。
「ハニーフラッシュ」の掛け声も変身時のキメ口上も一切なく、当然、「愛の戦士キューティーハニーさ!」と言う名乗りもなく、唯一、ジルから一度だけ呼ばれるだけの存在として描かれた「キューティーハニー」は初めてだと思います。
まぁブレードランナー的多層構造の街を舞台にしてる時点で違うブーイングがきそうですけどね(笑)
タイトルに付けられたサブタイトルも最後にあーやっぱりね、と言う終結であり、岩城滉一氏が演じる如月博士が如月瞳(キューティーハニー)に授けたモノが二個あると言う件がしっかりとラストカットに繋げてあるのでまぁ、溜飲を下げられはしますが、あれは何処から出て来た?と言ううっすらとした疑問を残しつつの終わりなので、まぁWOWOWなどで放送されるのを待っても全然、良い作品です。
一番残念なのは主人公・如月瞳をアクション込みで演じた西内まりやさんのすらりとした長身を活かしたメインバトルスーツになってなかった事でしょうか。
サブコスチュームの方の出来が良くなかったらちょっと暴動ものかと(爆)
観に行く数日前の『VS嵐』に出演されてるのを見て初めて彼女の高身長を知った身としてはもっとスタイリッシュなバトルスーツのアクションなら更に際立っただろうになぁと思う次第です。
ただ演技はもう少し作品を重ねないと同年代の他の女優さんに太刀打ち出来そうにない様に感じたので 、アクションも出来る女優さんは貴重なので演技に磨きを掛けて欲しいと感じましたわ。



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