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これってプレリュードWGだよね。【THE POST [邦題:ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書] at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

もう少し気温も抑え目で春らしく推移するかと思った四月ですが今のところ、日中の気温が高めでややもすると汗ばむ陽気と言って差し支えない程になってしまうのが何とも悩ましいです。

まぁ、夜になると肌寒くなりラン&ウォークするにはもってこいなんですけどね。
さて、そんな今日はこの間の週末に観て来た映画のお話にしようと思います。




観て来たのは日本での封切り日が決まった後も、“MOVIX亀有”での上映決定が中々決まらなくてやきもきした【THE POST [邦題:ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書]】なのですが、いやぁ想像していたより尺が短くてどうなるのかと思いましたが全編を通して主演のメリル・ストリープ演じるワシントン・ポストの社主[キャサリン・グラハム]がとても魅力的でややもするとトム・ハンクスが霞んで見えてしまうほどでした。
とても70前とは思えない若々しさと気品溢れる立ち居振る舞いに魅了されてしまいます。

本作は私が生まれる前から幼少期くらいまでのアメリカ、戦争で言うとベトナム戦争時代を描いており、冒頭もベトナムでの泥沼化した戦争シーンから始まります。なので、政府が国民に隠していたベトナム戦争の真実を炙り出すジャーナリスト達の闘いを描く事ばかりに終始するのかと思いきや原題が示す通り、むしろ、株式公開し、更なる高みに駆け上がろうとする大事な時期のワシントン・ポストと言う会社の有り様を描いてる様に感じました。そして、終盤はまだまだ女性の地位が確かではなかった時代に政府相手に一石を投じる事で[キャサリン・グラハム]に共鳴し女性の地位向上へこれまた駆け上がり始めたそんな時代を見事に描いておりました。


THE_POST_001.jpg
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観る前は尺が足りないのではと感じてましたが逆に二時間弱に収める事で後半は畳か掛ける様な展開でラストシーンでえっ、もしかして次作があるの?って思わせるまさかに( ̄ー ̄)とさせられ、そっちは流石に記憶にあるわと膝を打った次第です。まだまだそんな政治劇に興味のなかった子供時代でも名称だけは知ってたあの有名な事件ですからねぇ。
【BRIDGE OF SPIES】とはまた違った緊迫感をもった作品でそこに新鮮みを感じながらもやや満足感が足りないのはスピルバーグ監督の真骨頂はあと数週間で公開される【READY PLAYER ONE】にたっぷり詰め込んでられそうだと知ってるからかもしれません(爆)



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