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既視感と記憶のパッチワーク!【ルパン三世 THE FIRST】at MOVIXさいたま [映像・音楽]

昨日と打って変わって、今日は麗らかな日和ですね。
これならラン&ウォークに以て来いですわ。

さて、そんな今日は一昨日の夜、観て来た映画のお話です。



観て来たのは【ルパン三世 THE FIRST】です。
ルパン三世の劇場映画として初の全編フル3DCGで描かれる本作ですが、監督が山崎貴氏と聞き当初は観るべきか観ざるべきか悩んだのは公然の内緒です(爆)

だって、監督自ら脚本も手掛けるのは今や一般的ですが同氏の場合、それが悪い方向に転ぶ事があるのを知っていますから不安にもなります。

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大枠のお話はたまに放送されるTVスペシャル同様、世紀のお宝とそれに関わる若きヒロイン、そしてそれを悪事に使おうとする敵にちょっかいを出すルパン一味と言う王道的展開なのでそこに新鮮みも何もありません。今までのルパンをずっと観て来たなら既視感たっぷりに何処かで観た事のある小ネタを丁寧に最新の3DCGで描かれたルパン達が演じながら繋ぎ合わせているイメージと言った方が良いでしょうか。
そんな本作のヒロインの声を広瀬すずさんが演じている訳ですが、良くも悪くも彼女の顔がちらつくと言うのが感想です。一方の敵役の二人を藤原竜也さんと吉田鋼太郎さんが演じられた訳ですが、今回、声優として同じ作品、しかも密接に関わる二人を演じられた事でお二方とも蜷川一門である事が浮き彫りになったのは僥倖だったかもしれません。
 
それにしても、良く言われる事ですがキャラに説明的おしゃべりをさせずに動きと演技だけで話を進められるかどうかで作品の質も変わると言う点においてだけは残念だったと言わざるを得ないのが感想です。個々の謎解きも伏線回収も単調で何処かで観た感が強く、せっかくの美麗な3DCGで命を吹き込まれたルパン一味だったのでもっとあっと驚く冒険にして欲しかった処です。多分、カリオストロの城が偉大過ぎるから仕方ないのかもしれませんけどね。
オマージュ感がダダ漏れし過ぎです(爆)



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