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日本でこんなアクション映画が出来る様になったんだね。【THE FABLE (ザ・ファブル) 殺さない殺し屋 at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

昨日の午前中は静岡、神奈川を中心に記録的な大雨でした。
都内は結局、大雨にはならず午前中で上がってしまい午後は陽が出る始末。お陰で蒸し蒸しした状態になったせいか、救急車のサイレンが飛び交っていました。この局地的な大雨はこのまま毎年必ず発生する類のものになるのでしょうかねぇ。

さて、今日七月四日は東京都議会選挙なので雨が小降りなタイミングを見計らって投票に行こうと思います。そんな日にお送りするのは二週間ほど前に観て来た映画のお話です。


観て来たのはコロナ禍の影響で公開が遅れていた【THE FABLE (ザ・ファブル) 殺さない殺し屋】です。
コロナ禍により公開延期された事でほぼ二年振りの新作となった訳ですが、正直、主演である岡田准一さんのほぼ全編ご本人による肉弾アクション見たさに劇場へ足を運ぶのを愉しみにしていた作品です。131分と割と長い尺ですが時間が経つのがあっと言う間で観終わった感想はもう、前作を遙かに超えたアクションもそうですが、何気にお話に絡む中心人物が少ない事で人間ドラマとしてもとても良く出来ており前作越え間違いなしと思わず膝を打ってしまいました。ただ、シリーズ化の筈なので次があるとして、これを越えられるの?と逆に不安になってしまった程です。
お家に帰ってパンフとかを読み進めると私は原作漫画を全く読んでないので知らなかったのですが原作ファンの中でも一推しの宇津帆(宇津帆を演じたのは堤真一さん)編を映画化してるって言うじゃないですか、そりゃ一番盛り上がるに決まってるわと得心してしまったのでした。


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今回のヒロインの佐羽ヒナコを演じた平手友梨奈さんにも配役が決まってから注目していましたが演技がやっぱ凄くて監督の演出も良くってだからこそエピローグへとジーンと繋がっていくのが堪らんです。後、ちょっと残念だったのがこの作品のオアシス的シーンである岡田准一さん演じるファブルが佐藤明としてバイトしているデザイン会社「オクトパス」のメンバーが一人欠けてしまった事でしょうか。人物として好感が持てる設定ではなかったけど、殺さない殺し屋の身内とも取れる存在が殺されるのはちょっと衝撃的でした。お約束として誰一人として欠けて欲しくないで通して欲しかったです。
 
まぁ、今回は敵役で出演された安藤政信さんとファブルの相棒・洋子(偽名)を演じた木村文乃さんのバトルシーンは意外そのもので現場で岡田さんが木村さんに向かって「セクシーに」を連呼したのが分かる出来映えでしたし、そのバトルの結果を受けての安藤さん演じる鈴木の心情の変化がやはり最後のシーンへと繋がる辺り、とても上手い伏線回収になってて好きなシーンの一つです。
なお、予告でも明と洋子の掛け合いがクスッとしてしまうけど、実は命がけの団地での三次元アクションシーン。あそこで岡田さんが履いている“NIKE”のスニーカーが私も愛用している黒のREACTだったのが分かった瞬間、オオーー!と思ってしまいました。あの長丁場のアクションシーンで出て来る名も無き強敵が誰よ、この人と思ったら橋本知之さんとおっしゃる本物の格闘家の方で岡田さんの格闘技のお師匠の一人でもあるとパンフで知った次第です。道理で迫力がある筈ですわ。

今の処、興行成績一位V2の様ですがV3,V4,V5を阻みそうな作品が毎週控えてるので踏ん張って三作目に繋げられる様に成績を伸ばして欲しいものです。


関連リンク

思ったよりハードボイルドだけどクスクス笑える作品だったね。【THE FABLE (ザ・ファブル) at MOVIXさいたま】


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