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前作の不満部分は本当に解消されたのか?・その2【SONY・ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF-1000XM4 外観編】 [Sony]

今日で六月もお終いですね。
つまり、明日からはいよいよ今年も後半戦って事です(笑)
何だか今年は月日の流れが遅く感じる様でようやく半分かと言う面持ちです。

さて、そんな今日は昨日に引き続き、二年振りにアップデートされた“SONY”のワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット【WF-1000XM4】のお話です。

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私が選んだのは二色の内、[プラチナシルバー]です。
元々、黒々しいヘッドセットは避けたいのとサブ用で使っているヘッドセットも黒なので、紛らわしさを避ける意味でこの色にしました。

今回からようやく巷のヘッドセットの充電ケースと同じで自立する様になった事と信じられないくらい小さくなった事は評価出来ますがそれ以上にとても手触りが良くて品の良さを感じさせる質感こそ一番評価したいです。

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自立する事でUSB Type-C端子も巷のそれと同じく背面に移動しました。前作の【WF-1000XM3】の時は底面にあってとても使いづらかったですからね。

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底面には型番や製造国などを記した印刷がなされてるだけでとてもシンプルです。
気になる事があるとすれば、よもやこの印刷がすぐ擦れて消える様な柔な代物じゃないよねって事ぐらいでしょうか。


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一応、前作と並べてみました。
流石に奥行きは似通ってますが、正面から見た時の面積は圧倒的に小さくなり色目も赤っぽさが薄れ並べた事でより上品になった気がします。


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蓋を開けてみた処、充電ケース内側のプラスチックの質感が薄目の色になったせいかプラスチッキーな印象を受けますが、実用上は問題ありませんね。ヘッドセット本体は前作よりケースから飛び出す部分が増えたので抓みやすくなってます。

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ヘッドセットを取り出すと輸送用の絶縁シートも一緒に外せるので個装箱にソッと仕舞っておきます(笑)

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充電ケースの内部の変更点はヘッドセットを充電する為のケース側の端子の位置が外側から内側に変更された事と、イヤーピースを含むヘッドセットの収納部の中が一体になった事です。前作のそれはプラスチック部品の分割線の処にイヤーピースに付着した耳垢などが詰まってしまいとても掃除し難かったのでこの変更はとても喜ばしいです(^_^)v

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前作では邪魔かつ歩いただけで重力に引っ張られそうな形状から巷に数多くあるヘッドセットと近似値的な形状に機能天こ盛りなメカを収められたとは言え、まだずんぐりむっくり感は拭えません。重さ的にも8.5gから7.3qと1.2gも軽量化したとは言え、巷のNCタイプのヘッドセットの標準的重さは5.3gと更に軽いのですわ。なので装着するとやはりポロリと落ちてしまうのではと気になってしまいます。

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DNC(デジタルノイズキャンセリング)に不可欠なフィードフォワードマイクは前作と同じ金色をしているのですがとても大きく目立つ存在となり、パッと見で、数多あるヘッドセットとの差別化に成功していますね。タッチセンサーも大きくなったので操作性も各段に良くなった気がします。フィードバックマイクも一目でそれと分かる位置に配置されました。これでより効きの良いノイズキャンセリング性能に貢献しているのだとしたら、何故、二年前にこれが出来なかったの?と優しく詰め寄りたい気分でいっぱいですわ(笑)

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フィードフォワードマイクと一番離れた対角にある金縁のスリットが通話用のマイクでしょうか。凄く品の良いデザインです。

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イヤホン本体と耳の接触面を増やすようなぷっくらした形状設計を「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」と呼称している様ですが先程も触れましたがまだ少し重いせいでやっぱり外れるのではと不安に駆り立てられるのは新たに独自開発したノイズアイソレーションイヤーピースと私の耳の相性がまだ悪いのでしょう。前作の時よりは遙かにマシになったのですけどまだまだしっくりきませんから。

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充電中のインジケーターが赤から橙に変わりひっそりと輝く感じになって落ち着いた雰囲気を醸し出しています。充電池が空っぽから完全に充電完了するまでには1.5時間かかるのは前作と変わらずです。ただしヘッドセットの再生時間はノイキャンon時で本体6時間+充電ケース18時間から本体8時間+充電ケース16時間と単体での再生時間を延ばしつつもケース込みでは一緒でした。これがノイキャンoffで使用すると本体8時間+充電ケース24時間から本体12時間+充電ケース24時間と単体使用での再生時間を1.5倍まで延ばしています。どちらにしても単体での使用時間をここまで延ばしたNCヘッドセットはないのでとても評価出来るポイントです(^_^)b

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後、地味に嬉しかったのはiPhone 8と繋いだらいきなりヘッドセットのアップデートが始まり、何度も何度も接続が切れてその度に繋ぎ直すしかなかった【WF-1000XM3】の悪夢を思い出したのですが、今回は時間こそ一時間以上掛かりましたが一度も切れる事なくアップデート出来た事でしょうか。 今回、普通に出来る様になったのは自社開発の特別な統合プロセッサーV1を搭載出来たからかもしれませんね。

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ここまで不満点を解決して来たのは“SONY”にしてはとても珍しい事で如何に「ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット」事業を大切にしているかが伝わった気がします。こうなると二年後の目標はどうにも【WF-1000XM3】が不満で代わりにこの二年間、常用していた左側に鎮座している黒い“JPRiDE”のヘッドセットまでダウンサイジングしても最強のNCヘッドセットを謳える【WF-1000XM5】の登場でしょうかねぇ( ̄ー ̄)

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最後にお見苦しい絵面ですが、【WF-1000XM4】を装着するとこんな感じです。ちなみにフィードフォワードマイクが大きいのは風を検知すると、フィードフォワードマイクをOFFにして自動的に風ノイズを低減する為らしいですが実際に使用した時、風を感じたのに風切り音が普通にしていたのでどんなアルゴリズムで動いているのかちょっと気になりました。
またしばらく使ってみて雑感を纏めたいと思います。
では(^_^)/


※関連リンク [WF-1000XM3]

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※関連リンク [WF-1000XM4]

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