前作の不満部分は本当に解消されたのか？・その１【SONY･ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF-1000XM4 個装箱(パッケージング)編】：Element of Elements：So-netブログ

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前作の不満部分は本当に解消されたのか？・その１【SONY･ワイヤレスノイズキャンセリングステレオヘッドセット WF-1000XM4 個装箱(パッケージング)編】　[Sony] [編集]

梅雨らしく毎日、はっきりしない日々が続きますね。
ただでさえテレワークで身体を動かせないでいるので早く夏になって欲しいですわ。
まぁ、夏は夏で暑いのですが、それでも梅雨よりはいいですからねぇ(笑)

さて、今日を含めて二日で今年も半分が過ぎようと言う日にお送りするのは二年振りにアップデートされたこちらのお話です。

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東日本大震災以降、徐々に買う事がなくなっている“SONY”製品ですがやはり、耳周りだけはまぁ好きなので致し方なく今回も買ってみました。
それにしても二年前より本体が小型化されたと言う事は報道で知っていたのですが、届いた輸送箱自体はコストと配送伝票の大きさの関係でそんなに小さくありませんでした。それでも重さは明らかに軽くて「これ、中身入ってる？」って思ってしまいましたけどね。
それより発売一週間ほど前になって発表された供給遅れの報にはヤキモキさせられました。二年前も前作の【WF-1000XM3】を発売日に届けると言うから“ソニーストア”でポチッたら発売日まで何の音沙汰もなく結果、二ヶ月くらいお預け食らわされ、今回もほぼ同じ感じでいつまで経っても発送通知メールが届かなかったので焦りました。本当に今の“SONY”には気遣いが下手だなぁと言う印象が拭えません。

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輸送箱から取り出した【WF-1000XM4】の個装箱は噂に違わずとても小さかったです。左端の【WF-1000XM3】は言うに及ばず今、常用している“JPRiDE”の【TWS-X】のそれより更に小さかったです。

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驚くべきこの小さな個装箱は｢オリジナルブレンドマテリアル｣と呼ばれる産地を特定した、竹、さとうきび、市場回収したリサイクルペーパーを原料として新開発された紙素材だそうです。Walkmanの緩衝材で使用されていたリモネンで溶かす事が出来る緩衝材を彷彿とさせるものですが、緩衝材と違い外装に遣うのでここまで綺麗な表面になるまで試行錯誤があったものと思われます。どの企業もサスティナブルに気を遣わざるを得ない社会状況に“SONY”として出した回答の一つがこの｢オリジナルブレンドマテリアル｣なんでしょうね。
まぁ、あまりにも小さいので保証書も外に出されて差し込みで対応している体裁ですが、全てが紙で出来ている事もあって違和感がなくてすっきりしていて好感が持てます。

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｢オリジナルブレンドマテリアル｣で出来た個装箱自体にロック機構はないのでスリーブを外してしまうと閉じた状態を維持出来ません。しかもこのスリーブの接着部分には特殊な処理がしてあって一度外すと粘着力を失うので、個装箱保管マニアとしてはちょっと残念でした。なので手持ちの粘着材を使ってスリーブを元に戻して保管せざるを得ませんでした。

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｢オリジナルブレンドマテリアル｣はエンボス加工も可能なため、この様に型番もインクレスで表示出来る事で一層の環境配慮が可能になっているのだとか。店頭展示用のフック部分に皺が寄っているのはどうにかスリーブを横方向に抜けないかと藻掻いてしまったからです。仕組みが分かっていたら無駄な足掻きはしなかったんですけどね(^_^;;)

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個装箱を二つに割るとこんな感じです。
表側に本体が、裏側にその他の部材が収まってる様です。それにしても部材が収まっている蓋部分にイラストで描かれているペアリングまでの解説が“SONY”っぽくなくて可愛い♪

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そんなイラスト入りの蓋を取ると上下にイヤーピースとUSBケーブルが収まっている事を示す表記があります。

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今回の個装箱の中で唯一と言っていいカラフルさを醸し出しつつ収まっている独自開発のノイズアイソレーションイヤーピース【EP-NI1000】は残念ながら私が選択した[プラチナシルバー]用は別売りされていないので消耗した場合はサービス扱いなのかと思うとちょっと残念です。しかも異様に高いこのイヤーピースの販売方法は私の様に左右でサイズが違う人間からしたら2サイズを購入しなければならないので気遣いの欠片もないと言わざるを得ません。
折角、アプリで適切なサイズを測定出来る仕組みを提供されても長く使おうと思ったらとても不便だなと感じさせてしまうのは残念です。これが作り手と売り手の温度感の違いなんだと思います。中にいる作り手の心意気に対して売り手や経営側が余りに紋切り型に堕ちているのが今の“SONY”を信頼出来ない理由だと気付いて欲しいですわ。

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附属のUSBケーブルはちゃんと入っている事を確認したらソッとそのまま蓋を閉じておきます。私は附属品は極力使わない主義なので、ね(^_^)b

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イラスト入りの蓋の中には実は説明書類の束が入っていてこれが本体と附属品の真ん中に収まって緩衝材の役割を果たしているのでしょう。なのでこれすらなくしてしまうと緩衝材自体がなくなるのでこの先もきっとこの位の紙類は致し方なく残るのでしょうね。