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前日譚を描くにあたって微妙に英語の綴りが変わったね。【The King's Man at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

今年も今日を含め後二日となりましたね。
この年末年始は日本海を中心に想定外の大雪となったお陰で帰省を阻まれ、個人的には天に向かってなんて暮れだと吼えたのは公然の事実だったりします(^_^;

さて、そんな大晦日を明日に控える今日、お送りするのはほぼ一週間前に観た映画のお話です。



観に行ったのは封切り日の翌日であるクリスマスの夕方でした。
そもそも、某買収劇がなければコロナ禍に影響を受ける事なく観る事が出来たのに結果、二年以上も待たされたのは【The King's Man】です。

相変わらずセンスの欠片もない邦題の蛇足的サブタイトルが私の心を苛つかせはしましたが当の内容は前二作の正統な前日譚であり、第一次世界大戦前後の西洋史が好きな人には堪らない構成となっており、スパイものを越えたエンターテイメントとして愉しめる作品に仕上がっています。

The_King's_Man_001.jpg
↑カーソルを合わせてクリックすると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別ウィンドウで展開します。

特にこの三作共通のA5サイズで仕上げられたパンフには劇中で描かれる第一次世界大戦前後に暗躍した人物の実際と脚色された本作での立ち位置の差異を解説してくれているので、朧気ながらに覚えていた歴史上の人物と実際のスクリーンでのギャップを調整する意味でも作品を面白いと思ったのならパンフの購入を強くお奨めします(^_^)b
内容的には前二作で描かれた「Kingsman」が如何にして生まれたかが丁寧に描かれており、前二作のファンからしても「そうだったんだぁ。」と素直に受け入れられる部分もありました。なのに今作で描かれた“羊飼い”が率いる敵組織が“アベンジャーズ”の世界で言う“ヒュドラ”同様に頭を刈り取ってもまた新たな頭領を迎えて闇を蠢めき続ける描写にこのままの続編を制作するの?って思ってしまいました。出来ればタロン・エガートン主演の続編も忘れないで、ねと思ってしまうのは私だけではないはず(笑)
今年はダニエル・クレイグ版の「007」シリーズも完結してしまい、スパイものの有望株と言えばこの【Kingsman】シリーズしかないので古きも新しきも含めて新作を産み出して欲しいものです。


※関連リンク

スパイ版「My Fair Lady」!!【Kingsman:THE SECRET SERVICE at TOHOシネマズ 日本橋】

帰ってきた師弟スパイ映画!!【Kingsman : THE GOLDEN CIRCLE(極上音響上映!!) at 立川 CINEMA CITY】


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