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ゆるふわアクション、つまりファンタジーなハードボイルドアクションって事ね (笑)【ヴァイオレンスアクション at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

今日は毎年恒例、ショートショート夏休みの最終日です。
まぁ、まとめて取れないから単に土日に月曜休みをくっつけてるだけなんですけどね(爆)
当初は天気が良くなさそうだったけど晴れみたいなのでお出掛けしたいですわ。

さて、そんな今日は先だっての金曜の夜、観て来た映画のお話です。



観て来たのは橋本環奈さん主演の【ヴァイオレンスアクション】です。
映画を観に行く度に流れていた予告情報だけで楽しみにしていた映画なのですが、観に行く直前まで漫画原作物と知らなかったけどそんな事前知識はなくとも楽しめるアクション映画になってて面白かったです。特に冒頭からタイトルバックまで繰り広げられる風俗店を隠れ蓑に実は裏の殺し屋組織である「ぷるるん天然娘特急便」に所属するバイトの殺し屋・橋本環奈さん演じる菊野ケイの女性アイドル奪還ミッションは見応えたっぷりでどうやってこれ、撮ったのよって思わず魅入ってしまいました。



それもその筈、日本映画として初めて“SONY”「ボリュメトリックキャプチャ」技術を採用した作品だったのですから。
なお、「ボリュメトリックキャプチャ」技術って馴染みのない言葉ですが、個人的には【マトリックス】で一躍脚光を浴びた「バレットタイム」を超絶進化させ、“SONY”お得意の超補完技術を組み合わせた演出表現で今までアニメなどでしか実現出来なかったアングルやカメラ配置を実現する技術だと理解しました。なのでコンピュータなどともに日々進化する技術だからこの先、もっと凄い表現が実写でも可能になるかと思うとワクワクが止まりません。
 
なお、冒頭の一対超多のキルアクションとクライマックスの城田優さん演じる“みちたかくん”とのアクションがその成果物になるのでまばたき厳禁です。特に“みちたかくん”とのアクションは今、撮り直して作り直せばよりリアルになるけど、撮影自体は一年半前なので観てて品質にバイアスを掛けて観ないといけなく感じなくもないですが、その挑戦する姿勢が凄いと思うので温かい目で観ちゃいましたわ。


VIOLENCE_ACTION_001.jpg
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まぁ、主人公ケイに対する極道「伝馬組」の組長をあの佐藤二朗さんが演じられていてまたあの独特の演技が空回りしなきゃと思ってたら、全く空回りせず迫力のある大親分だったのに驚き、ケイのマネージャー的立ち位置のヅラさんを岡村隆史さんが演じられていて、こっちも空回りしたらと心配していたらもうね、徹頭徹尾、良かったです(笑)
とにかく、各キャラが立っていてキルアクションなのに何故か時折、笑いが込み上げて来て楽しい二時間でしたわ。
 
 
最後に橋本環奈さんのアクションと城田優さんの無敵の“みちたかくん”を観てたら、この二人で「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」のレンとMを実写で出来ちゃうのではと思ってしまいました。リアル志向で観てしまうとこんなアクションは変とか言い出す層があるでしょうが、そんなの抜きにしてこんなにもスピード感があってスクリーンでキラキラする女性を主人公に据えたアクションは今までなかった様に思うので肩肘張らずにゆるふわで観て欲しいなぁと思います。



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