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お仕事アニメ最新作はなんと映画だよ。【駒田蒸留所へようこそ at MOVIXさいたま】 [映像・音楽]

最低気温が一桁台が当たり前になって来たので朝晩の冷え込みには基本、暖房器具を使わないで過ごす私としてもようやく冬を感じ始められる今日この頃です(笑)

さて、今日は数日前の土曜日に観て来た映画のお話です。



観て来たのはお仕事アニメと言う言葉を生み出した“P.A.Works”がTVじゃなくて劇場新作として制作した【駒田蒸溜所へようこそ】です。
本作は私が足繁く通うシネコンではほとんど上映されないので無料クーポンで席を確保し往復の交通費だけで埼玉まで遠征する羽目になったのだけが誤算でした。それでも遠征の甲斐があってとても90分の尺とは思えないほど濃密に幻のウィスキー復活を夢見る若き駒田蒸溜所・社長である駒田琉生(演じるは早見沙織さん)とその姿勢にいつしか感化され己の仕事に向き合う様になるニュースサイトの記者・高橋光太郎(演じるは小野賢章さん)、二人の成長とそれを見守り取り巻く人々の群像劇に何度もジーンとさせられる珠玉の仕上がりになっていて観に来て良かったと思いました。

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これまでのお仕事アニメの中では一作目の【花咲くいろは】に近く感じる部分があって、駒田蒸溜所の創業者家族の絆の再生のお話でもあるので、タイトルの脇に添えられた英語が「Komada A Whisky Family」となっているのも頷けるシーンが満載でした。まぁ序盤のやる気のない高橋光太郎の姿勢には二十代の頃、自分にもあったかもしれないと思い出したり、実際に今、現在、同じ年代なら自分に重ねたりする事しきりではないでしょうか。そんなダメダメ君と若いのにウィスキー作りに真剣に向き合ってる琉生との対比がいつしかため口になったりならなかったりする台詞からも各々の変化も読み取れたり、とにかく演出が良かったです。

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そんな作品の余韻に浸ってるとエンドロールに流れる早見沙織さんが琉生として謡う「Dear my future」がとても心に響くのです。だからフルサイズの「Dear my future」が聞けるカードが入場者特典になってるのかと、膝を打つのですわ。
 
エンドロールに数多くのクラフトウィスキーの蒸溜所が協力としてクレジットされてて、思わずウィスキーを買いに行こうかと思ってしまいました。きっと、本作を観ればそんな気になる事請け合いますわ(`・ω・´)キリッ



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