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枠を越える新たなる挑戦!!【日本テレビ系 金曜スーパープライム スペシャルドラマ『らんま1/2』放送前試写会レポート】 [Mono Fellows レビュー]

今宵は強風なれどよく晴れ渡ったこの間の日曜日、何故か「 WillVii株式会社」主催のこれまた毛色の変わった放送前のスペシャルドラマ『らんま1/2』の試写会イベントに当選したので参加してきた顛末などをお伝えしたいと思います。
 
さて、ドラマの上映会と言っても基本、放映前な訳ですから当然、一般には秘匿扱いな訳で当然、セキリュティ厳重な日本テレビへと招かれた訳です。要はJR新橋駅からゆりかもめ新橋駅へと連なる連絡橋ないしは地下通路伝いに数分で到達する位置に新しく陣取った日テレタワーが本拠地ですから、当然の流れでそのビルの前で待ち合わせて厳かに入場しました。
まるで傍目には見学者ご一行様に映った事でしょう(*^^*)


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通されたのはこんな一室で、どうやら放送前のチェックなどに使われてるお部屋のようでした。
はい、映画の試写と違って46か55inch程度のプラズマディスプレイでの上映でした。 ドラマですからね、当然ですよね。
ちなみにこのお部屋でプロの方々はチェック時は照明を落とされてるようなので、「どうされますか?」との問い掛けにほとんどの方が照明を落とす事に賛同されたので、上映中は映画館のようでした(笑)


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この記事はWillVii株式会社の試写会の企画に参加して掲載しています。なおこの記事の掲載によるブロガーへの金銭報酬は一切なく、本文章の掲載以外に記事への関与も受けていません。
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上映に使われたソースはプラズマに差し込まれた見た事もないような太さのケーブルから伝送されるマスターのようでしたので、放映後によく発売されるソフトと違って、実際の放送タイムテーブルに合わせてCMが挿入される部分はきっちり画面が2分程度ずつブラックアウトするのです。
もうこんな状態の映像に出会える事自体とても貴重な体験なのですよ。
よくこんな企画を考えついたものです、「 WillVii株式会社」の皆様、感謝♪感謝♪です。
でも、CM入りと明けの度に照明が灯されたり消されたり何とも言えない間でしたね(^_^;;


Ranam_half&half_002.jpg ↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別テイクの写真に切り替わります。
そんなこんなで恙なく上映が終了した後は、別室にてこのスペシャルドラマ『らんま1/2』を企画されたプロデューサーの高(こう)明希氏と監督をされた西村了氏とご対面です。
敢えて説明するまでもなく左が監督の西村氏ですからね、お間違いのないように(爆)
ここから参加者であるモノフェローズの皆さんからの熱い質疑応答が繰り広げられる訳ですが、その前にちょっとだけ補足しますね。
この『らんま1/2』がなぜこの時期に実写化されたかと言うと本来、金曜スーパープライム枠はバラエティ枠だそうです。(確かに私も放送日が決まって、あれ、でもこの日は21時から『ラピュタ』だよねぇ。一体どの時間枠?って戸惑ったぐらいですから。)
でも、この枠で家族で見て愉しめる誰もが愉しめるドラマをやれないかという社内ムーブメントに対して高プロデューサーがならばと企画されたのが事の発端のようです。
ただ、何故『らんま1/2』かと言うと高プロデューサーが大の高橋留美子先生のファンでスペシャルでやるなら『らんま1/2』だろうと、で、どうせやるなら自分でやりたいという事で奔走されて実現に至ったの事でした。


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まぁ、そんな深い思い入れは台本にも現れてるなぁと勝手に想像したのですが、この仕様ですから当たらずも遠からずじゃないでしょうか。
アニメなんかも台本ってみますけど、この台本はちょっと凝り過ぎでしょう(笑)


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だって、これ、出演者の皆さん、本読みしてる時にきっとこのパンダオヤジがエール送ってたんですよ。本読みになったのかしら(爆)


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しかもこの紅い表紙、分かりにくいでしょうが透かし模様が入ってるんですよ。このパンダオヤジをアップで収めてなかったら気付かない処でした。
うーーん、欲しい〜♪
 
ではここで熱い質疑応答の内容を私が質問させて貰った事を中心に少しだけ掻い摘むと。
今回のこの作品、CM入りと明けでカットが全然、被らないんですよ。
つまり、9日の本放送を録画してCMカットした場合、映画のように綺麗な作品になるんですよ。
で、意図されたのでしょうか?と言う問いに西村監督はそういうのは意識してなかったそうなんですが、とにかく撮影が愉しくて繋いでみたら二時間半にもなったそうです。なのでむしろどうやって尺に収めるかに必死でカットを被らせるなんて事にはならなかったのだとか。
このエピソードだけでもどんだけ情熱を注いで作られてるかってのが分かりますよね。
これだけの作品を正味六週間で形にするのって結構大変なんではなかったかと思います。
主演の新垣結衣さんはアクションを全部スタントなしでこなしたそうですし、撮影が終わって翌日の撮影が始まる頃には前日よりアクションのキレが良くなってたそうです、つまり、お家に帰っても練習してるって事ですよ。こんな話を見た後に伺うと本放送ではまた違った見方をしてしまいそうです。
 
後、私が気になったのはお父さんキャラを演じる古田さんと生瀬さんがややもすると良くも悪くも暴走をしたんではないかと踏んでその辺りのエピソードをお願いしてみたら・・・・
なんと、返ってきた答えは『眼力』でした(笑)
 
お父さんキャラ、お二方は比較的クランクインすぐの撮影だったそうで、らんま役の賀来君、夏菜さん達に対するお手本としてここまでやってもいいんだというぐらいの演技をお願いしたら、監督も驚くほどの事をやってしまったそうです。どちらがおやりになったかはどうか9日にご自分の目でお確かめ下さいませ。
このキレっぷりの演技はその後のらんま役の賀来君、夏菜さん達にいい刺激をもたらしたそうで、めりはりの効いた演技に磨きがかかったそうです、こちらも是非、本放送で確認しましょう(^_^)b
まぁ、他にも色々あるんですが全部、書くと何時間も掛かってしまうのでこの辺りにして、質疑応答の後に劇中で新垣さんの胸元を飾ったプロップを見せて頂く時間があったのでそちらの紹介をしますね。


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真ん中が実際に新垣さんが身に付けていたプロップのペンダントで、両端のは、只今、【日テレ屋Web】で販売開始してるものになります。

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こちらも本物のプロップになります。
シルバーの台座が二重構造になってるので右の石の下に波模様が透けてるみえるようです。(日テレ屋Webの説明より)


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こちらも本物のプロップのフック部分のアップですが、チェーンの長さを二段階に出来るようになってますね。

Ranam_half&half_009.jpg ↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)色違いのネックレストップの写真に切り替わります。
こちらはプロップではなく販売用の方ですが、石の色味が劇中に近いものとピンクのものと二種類用意されてるとの事でした。
こちら35,000円もするらしいので、かなり本格的だと思いますが、かなりしっかり作り込まれてる印象なのでファンの方は買われるんでしょうね。


Ranam_half&half_004.jpg ↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)別テイクの写真に切り替わります。
イベントの締めは高橋留美子先生がホントーに久しぶりにキャラ総出演で描かれたイラストも入った『らんま1/2』の番宣ポスターの前で西村監督と高プロデューサーの撮影大会と相成りました。
「撮影されるのが嫌でする側に廻った」とおっしゃりながら素敵な笑顔を振りまかれる西村監督と何となく天然が入ってるようなでも芯の強さを魅せる高プロデューサー、短い時間でしたがありがとうございました。また、日曜日なのにこの為に奔走された関係者の皆様、お疲れ様でした、大変愉しかったです。


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最後に日テレタワーを仰ぎ見ながら思ったのは、なんだか呪泉郷にでも行ってきたかのような不思議な数時間だったなぁと。
今回、放映前という事もあって映画レビューとは違い、全くネタばれなしで書いてるので些か消化不良ではありますが、見終わった時の素直な感想は「らんまを知ってる方もそうでない方も肩の力を抜いて見るものだよねぇ、これは。」って感じでした。
原作付きだとどうしてもあーーでもない、こーでもない論争が中心になりがちですがそういうのは度外視してみんなでわいわい、見るのがよろしいかと。
私は丁度、本放送の日は忘年会のようなものなので、録画で見ざるを得ないのですがそれでも改めて見たいと思っていますので、ね。
願わくば、ヒットして第二作を見てみたいです、個人的に(*^^*)



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