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おとぎ話は終わった・・そう、これは闘いだ!!【映画 スノーホワイト】 [映像・音楽]

なんとなく空梅雨かと思ってましたがいよいよ本格化してきましたね。
この季節が過ぎると暑い夏がやって来るので今の内にせっせとウォーキングに勤しんでおります。
例え雨が降ろうとも、ね(`・ω・´)キリッ
 
夏が到来すると言う事は映画好きには大変忙しい季節が到来すると置き換えても過言ではないほど、新作ラッシュなんですよね、今年も。
そんな前哨戦としてこの週末にこんな映画を観てきました。


SNOW_WHITE_&_THE_HUNTSMAN_001.jpg
ええ、そうです。
邦題『スノーホワイト』
つまりグリム童話の『白雪姫』です。


ただし、『白雪姫』と言っても我々が良く知るディズニーの『白雪姫』とは全く違いかなりリアルな話に生まれ変わっています。
だって、パンフの表紙がこんなですから(笑)


SNOW_WHITE_&_THE_HUNTSMAN_002.jpg
↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)裏表紙に切り替わります。
中世が舞台だから、これ、ジャンヌってロゴを入れても しっくりくる感じでしょ。
どちらかと言うと童話の姫さまってどれもこれも受け身の女性として描かれる事が多いのですがこの『スノーホワイト』は受け身処か完全に自分から運命を切り開いていく女性として描かれています。
しかも原題は『SNOW WHITE & THE HUNTSMAN』となっており直訳すると『白雪姫と狩人』となるのですよ。
思わず7人の小人すら出て来ないのかよとのっけからツッコミを入れてしまいましたがご安心下さい、8人の小人は出て来ますので(笑)
 
えっ、なんで8人かっていや、まぁ、観て頂ければ思わず納得出来ますから。
 
そして、有名な毒林檎のシーンもねぇ、そう来たかという件ですし、復活のキスも一筋縄ではいかない展開になっててとても愉しめました。それと言うのもパンフの表と裏に描かれてる正邪の両ヒロインがもの凄く嵌まってるからなんですよね。
スノーホワイト役の“KRISTEN STEWART”も継母の魔女役である“CHARLIZE THERON”が互いに高め合うような演技の連続なんですもの。特になんで“CHARLIZE THERON”なんだろうと思って観てましたがこれがねぇ嵌まる事、嵌まる事。
背筋が凍り付くほどでした、魔女っぷりが(^_^;;)
その魔女として永遠に生きなければならない背景もしっかり描かれてるのでなぜ、“SNOW WHITE”の父である国王を殺めなければならなかったのかまでしっかり浮かび上がってくるのです。だから魔女の視点でみれば彼女もまた自分の正義の為に闘ってる女性となり、どちらが正義でどちらが悪とは言えない中での勧善懲悪劇になっています。
惜しむらくは最後の闘いが伏線を活かしたシーンながらちょっとあっさりしていて残念なのと、ラストシーンのやや盛り上がりに欠けてしまった演出がもったいなかったです。
 
ちなみに衣装も良く考えられてて、“SNOW WHITE”の衣装も肩の処のデザインがよーく観るとちゃんと我々の知るディズニーのあの『白雪姫』の衣装に通じるものがありました。リアルな衣装にほのかに活かしたセンスは脱帽ものですよ。
 
 
さて、来週末はSONYの黒字を捻出出来るかドキドキものの『The Amazing Spider-Man』の先行公開も決定しましたし、これからの季節は映画好きには溜まりませんね。
では(^_^)/



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