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10年の歳月を掛けて・・・【capeta 32 Limited Edition】 [購入日記]

マクラーレンホンダが復活の狼煙を上げた翌日、ある漫画の最終巻が刊行されました。
そのタイトルは『capeta』。
 
この10年間、刊行される度、発売日に書店に駈け込んで買ってきた数少ない作品でもあります。

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でも特段、予約してまで買うと言う事をしませんでしたが今回ばかりは特装版についてくるDVDが観たくてよく通う書店さんに無理を言って発売日の数日前ながらなんとか確保して貰ったのでした。

普段、雑誌ベースで読んでいればこの特装版が出る事にも気付くのでしょうがコミックベースだと告知されないと分からないですよね。仮に告知があったとしてもそれは広告部分なので見落とす可能性大だったりします(爆)

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とにもかくにもこのマカオGPのカペタ目線解説と言うのがどういうものなのか今日はあまり天気もよろしくない様なのでじっくりと観倒したいと思います。

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それにしてもこの作品のタイトルは一巻から箔押しされてて豪華なんですけど、今回は“曽田正人”先生のサインまで箔押しとはこれはお宝です。
たしか通常版にはこのサインはなかったですし、そもそもカペタ(主人公・平 勝平太の愛称)の着てるレーシングスーツが違います。この通常版は近い未来、特装版はもう少しだけ遠い未来のカペタを表紙に描いて終わってる処に作者の愛を感じますし、内容もそんな終わり方で後は各自が思いを馳せればいいじゃないって風がなんともまた一巻から読み返すかと言う気にさせてくれます。


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ちなみに裏表紙の奈臣のスーツも同じく違うので通常版も買ってしまおうかと思ってます。
なんでって、読んでると知らず知らずに目から水が零れちゃうみたいで紙が濡れちゃうからなんですよ(爆)
 
いつか深紅のF1に日本人がドライブしてポディウムの頂点へを目指して連載が始まったあの頃とは圧倒的にF1を取り巻く状況が変わってしまい、その激流に揉まれ、小林可夢偉選手もF1のシートがなくなると言う現実を見せつけられたりもしましたが、いつかカペタなら乗れるんじゃないか、現実にもそんなドライバーが生まれるんじゃないか、そんな気にさせてくれる処まで描ききった“曽田正人”先生にはお疲れ様でしたと素直に言いたいです。
 
最後に劇中のマカオGP終盤、カペタが到達する境地での心の叫びで【ブレーキングは「頑張る」モノじゃない マシンとコミュニケーションをとるためのツールだ】とあるのですが、この言葉、何かドライビングの事だけじゃなく現実の社会人として言葉を置き換えると通用しそうなほど、痺れる言葉でしたので記しておきたいと思います。
 
 
 
余談にしてネタばらしですが、先生、本当にカペタの父ちゃんと奈臣の母上、再婚に持ち込むとは思いませんでしたよ(爆)



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