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北野作品を初めて劇場で観たよ(爆)【龍三と七人の子分たち at MOVIX亀有】 [映像・音楽]

いやぁ、昨日は程良い天候でラン&ウォークには持って来いでしたね。
観たい映画の封切りが二本も重なったので早朝からラン&ウォークしては観て、またラン&ウォークしては観て、最後はヨドバシ散策までして締めて27,000歩でしたww

そんな充実した昨日の出来事から今日は早朝の映画から、レビューして参ります。


観て来たのはタイトルにもある様に北野監督作品【龍三と七人の子分たち】です。
いつものバイオレンス感漂う作品なら今回も劇場でも契約してる“WOWOW”で公開される事になっても観なかったと思うのですよ。
いつもと違い「金無し、先無し、怖いもの無し!俺たちに明日なんかいらない!!」「ジジイが最高!!」 を掲げお笑いたっぷりだと言うのでならば観てみようかと思った次第です。


実際の処、観に来てる層がとても高齢の割には場内から笑いはある程度上がるものの、やはり元ヤクザの親分と兄弟衆七人にキャスティングされた方々が何れも強面が絵になり迫力満点過ぎるものですから、毒を以て毒を制す的な展開で終始符が打たれてしまう事に世直しとは違うし、どうしたかったのかなぁと言う振り切れ感がなくモヤモヤしてしまいました。昨日の私にとっては二本目の映画が本命の作品だったのでそちらが同じ位の尺でお尻も痛くならず、まだ終わらないのかしらと言う少し飽きにも似た感覚にも襲われず手に汗握れ、充実出来たから良かったのですが、逆の順番で観なくて良かったわぁと胸を撫で下ろしたのは公然の内緒です。

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それでも観る処はあって、主役の龍三親分を演じる藤竜也さんの老いてもなお、ダンディで愛嬌のある笑顔が素敵だったり、その息子役を勝村政信さんが演ってらして、独特の雰囲気を醸し出していて秀逸でした。後はまさか敵対する組織の頭を安田顕さんが演じた事であり、本来なら逆の立場でもおかしくない矢島健一さんや下條アトムさんを従えてのキレッぷりがたまらなく魅力的でした。いつも高名な学者先生などを演じられる品川徹さんがまさか[早撃ちのマック(勿論、マックとはスティーブ・マックイーンの事です、若い人は知らないだろうけどww)]などと言うキャラを演じられるとは思えなくて、その口上に茶々を入れられるは、やたらめったらリボルバーぶっ放すはその壊れっぷりに今度からシリアスな場面で先生役などで出て来られた時に思わず笑って仕舞いそうな刷り込みを頂いた気がします(爆)
まぁ笑いのツボ的には【ジヌよさらば ~かむろば村へ~】の方が私的には座りが良いので諸々込みで北野作品をもう観る事はないと思いますわ。



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