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正に震えた、3.1ch極上爆音上映!!【シン・ゴジラ at 立川 CINEMA CITY】 [映像・音楽]

昨日は雨予報なれど局地的で長くは続かなかったですね。
まぁ端から都知事選の投票もあったので早朝からラン&ウォークを含めてさっさと終わらせてお家に籠もっておりました(爆)
 
さて、そんな訳でたっぷり時間もあったのでいよいよ封切り初日のレイトショー回で観て来た『シン(震)・ゴジラ』のレビューと参ります。


主役の三人並びに総勢329名のキャスト起用と野村萬斎氏が今回のゴジラモーションキャプチャを担当していると言う事しか頭にない状況で観た訳ですがただただ119分間身動ぎもせず映像と爆音に釘付けでした。
そして観終わったは何より、ようやく子供向けじゃないかと揶揄されない日本の怪獣映画が完成したんだなぁと言う思いと自然に巻き起こった拍手がこの作品の価値を決定付けたんじゃないでしょうか。
過去に自然と拍手が巻き起こった映画は数える程しかなく掛け値無しの評価だと私も思います。

あんまりネタバレと言う事で萎縮して綴りたくないので断っておきますが、ネタバレを言葉でしたからどうこうなる映画ではなく庵野監督作品の中で間違いなく最高の一本になってるし、今のこの日本と言う国を踏まえた上でも風刺の効いた良い映画になってる事は間違いありません。
なので、安心して奨められます(`・ω・´)キリッ



当初、エヴァンゲリオンもこんな作品になると思って見始めて尻すぼみにグダグダで初期の劇場版もグダグダ、ようやく三部作&モアで作り直したヱヴァンゲリヲンも最後の一作が出ない状況下で世に送りだされた事を思えば、アニメが好きで特撮は更に輪を掛けて大好きな庵野監督が盟友樋口監督と一緒に創り上げた本作はエンターテイメントとして成立出来た初の庵野監督作品になるのではないでしょうか。

SHIN_GODZILLA_001.jpg
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日本のゴジラとしては初のフルCGで挑んだと言う割にしっかりとミニチュア特撮も小気味よくインサートされ(全部気付く人は少ない筈ww、私は全部分かったかなぁ)、日本特撮としての集大成、最高峰になった事は子供の頃からずっと怪獣映画を筆頭とする特撮が大好きだった一ファンとしては嬉しい限りです。
あるインタビューで現場から逃げ出したくなる時があったと語った主演女優の石原さとみさんの演技も観てて確かに今までと求められてる事が大きく違うのは感じ取れたから逃げ出したくなったと言うのはリップサービスでも何でも無く本心だろうなぁと思えましたし、何よりまさかのゴジラのあの力の解釈に驚かされっ放しでした。
恐らく、初代ゴジラ以降、もやもやとした終わり方しかしないゴジラがきっちりと決着した終わり方をしてくれた事も好印象です。
随所に過去の特撮、アニメの(イデオンとかヱヴァのあれとか神格化系の)匂いが程よく馴染みつつ、初代ゴジラほどのもの悲しさもなく現実と虚構の落着点(多分に政治的駆け引き話が多かったけど)として良かったと思います。
世間では2がある様な終わり方と言う事で続きがあるんじゃないかと既にざわついてますが、私はこの作品で復活した心を以てエヴァンゲリオンに決着を付ける庵野監督を観たいですね。
もし2があったとしてもその後でいいじゃないかと思ってます。
そう言う意味でも意味のある作品なんだと思いますよ、この『シン(震)・ゴジラ』は。
最後の最後で念を押すとハリウッドゴジラがどうでも良くなる程、素晴らしかったんですから(`・ω・´)キリッ
 
私はもう、テロップと言うか注釈に翻弄されてる部分もあったのでもう数回、観に行かなきゃと思ってます。
問題は立川が激混み必至な事ですわ(^_^;;)



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