怪獣愛に溢れた壮大な叙情詩的絵巻物語！！【GODZILLA : KING OF THE MONSTERTS (極上爆音上映!!) at 立川 CINEMA CITY】：Element of Elements：So-netブログ

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怪獣愛に溢れた壮大な叙情詩的絵巻物語！！【GODZILLA : KING OF THE MONSTERTS (極上爆音上映!!) at 立川 CINEMA CITY】　[映像･音楽] [編集]

今日は曇天で蒸し蒸ししますね。
例によって昨日は電池切れを起こすまで稼働してそのまま、バタンキューでした(笑)
今朝はその甲斐あってすっきり目覚める事が出来ました(`・ω・´)ｷﾘｯ

さて、そんな今日は五月末日、満を持して立川詣でを敢行して観て来た映画のお話です。

それは【GODZILLA : KING OF THE MONSTERTS】です。
｢MONSTETR VERSE｣シリーズの三作目であり、本シリーズの第一作目となった【GODZILLA】からは5年後の世界が描かれる事になります。
世界的に配給はワーナー･ブラザースですが日本のみ東宝の配給となる為、始まってすぐお馴染みの東宝の映像が銀幕を飾り物語は五年前の回想から幕を開けます。と言うのも今作の人間側のメインキャストが一部を除き一新されてるため、お話に整合性を持たせる為の導入と思われます。
日本での初期のゴジラシリーズより性急的に思われるかもしれませんが、モスラ、ラドン、(キング)ギドラとゴジラを一堂に会する為のキー設定として｢オルカ｣なる対象となる生物の生体音を探り操る装置が登場し、その装置の開発者たるラッセル一家が次作の【GODZILLA vs. KONG】にも登場予定との事で異なる作品ながら地続き感をたっぷり醸し出し始めてて日本のゴジラシリーズがあまり地続き感なく各作品を成立させていた事を思うと実写版ゴジラシリーズとして初めての連作と言えましょう。
　
四大怪獣を二時間ちょっとの尺で一堂に会する都合、人間ドラマは希薄になるのは致し方ない事でそこに残念感を以て観るよりやはり、マイケル･ドハティ監督以下、スタッフの愛情をたっぷり注がれ命を吹き込まれたラドン、モスラ、ギドラ、そしてゴジラの動きを堪能するのが正解な映画だと思われます。子供の頃から今一、格好悪いなと思っていたラドンの新たな姿は憎々しいまでに鳥類型怪獣の面目躍如(ただし、風見鶏的にギドラについてたのに、最後はゴジラに屈服する辺りはスネ夫みたいで可愛らしいww)ですし、何より大好きなモスラがあのバトラと融合したみたいなデザインになり、ゴジラを護るが如く美しさでギドラに立ち向かい、散っていく様は涙が止まりませんでした。
余談ですがチャン･ツィイー演じるチェン博士が双子だと認識するのに時間が掛かったのは公然の内緒です。だって、登場時の画面暗いし、モスラと言えばの双子は一緒の画面に映る場面ないとピンと来ませんってば(爆)

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なにより一番、怪獣愛を感じたのはキャストロールの最後に四大怪獣もちゃんとキャスト扱いで流した事だと私は思っています。それぐらい怪獣達に敬意を払って愛しきって生命を吹き込む事に情熱を懸けた事がとてもよく分かる瞬間でした。とにかく、歴代ゴジラ映画をきっと全部観てるし、それをちゃんと正しく咀嚼してたっぷりの予算使って己が思い描くゴジラ怪獣達を描き切ったマイケル･ドハティ監督には賞賛の拍手を贈りたいですし、その思いを全部受け止め支えたスタッフの皆さんにも同様の拍手を贈りたいです。