やはり天じゃなくて転だったか!!!【劇場版 SPEC 天警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿】：Element of Elements：So-netブログ

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下北沢、孤グルツアー【ニックンロールと広..｜三年前からの定番!!【SONY･STP-.. ブログトップ

やはり天じゃなくて転だったか!!!【劇場版 SPEC 天警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿】　[映像･音楽] [編集]

いやぁ、晴れたとは言え、普通の人には肌寒い季候なのにどこもかしこも花見ならぬ人見で賑わっていましたね。私は華を愛でる気はあれどあの、風流とは一線を画す催しが子供の頃から解せなくて、一度もお花見をした事がないんです。
まぁ、こういう事を言ってると女性からはなんか、煙たがられそうですが仕方ありません。
子供の頃はとても体が弱くていつ逝ってもおかしくない事が多々あったそうですからこんな肌寒い中の催しに連れ出される事もありませんでしたし、時代劇好きの私としてはのーーんびりと散歩してふと目をやれば桜が目に入ってくるって感じじゃないとなんか花見じゃないなぁと思う訳です。
　
さて、昨夜は下北沢･孤グルツアーだった訳ですがなんかココロが救われたような後に帰路がまたちょっと凹むコースで行って来いな感情変化でしたが、少なくとも先週土曜日の春の嵐のような気持ちにはならなかったので少しココロが復元しようとしてるのかもしれません。食い気は相変わらず戻る気配がなくついに1週間で5kgも痩せてしまいましたが(笑)

駅の行き帰りに見続けるこの桜も今年も見事に咲きましたし、明けない夜はないと言う事で少しずつ少しずつ前を向いていこうと思います。

えーーと、もう少し映画に行くのはもっと落ち着いてからと思ったのですが、この作品だけはサクッと封切り日に観たいと思っていたので、近所のシネコンまでお出掛けしてきました。

↑カーソルを合わせると(iPhone/iPadの場合はタップすると)瀬文くんに切り替わります。
観てきたのはSFXを駆使して風変わりな世界感を描かせたら右に出るモノがない感じの堤幸彦監督作品『劇場版 SPEC 天警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿』です。
連続TVドラマからの流れでの劇場作品であり、SPECの世界観はそのずっと前の『ケイゾク』から続く流れだったのでちょっと『劇場版ケイゾク』の悪いトラウマがある私にとってはちょっと躊躇されたんですが、強烈な個性を放つ戸田恵梨香さん演じる「当麻紗綾」と加瀬亮くん演じる「瀬文焚流」の凸凹コンビに託す形で観てきました。
実際の処、伏線と凸凹コンビの噛み合ってんだか噛み合ってないんだか分からない丁々発止の会話にそれを取り巻く各キャラクターの奇行っぷりも頂点に達しており、シリアスな筈なのに劇場内から漏れる笑い声になんか癒やされました。ただし、凸凹コンビらしい色恋沙汰にはちょっとだけ、キュウってなっちゃいましたけどね(>_<)

TVシリーズから必ず出てくる中部日本餃子も遂にパンフ内にメニューまで作って貰えたばかりかあのプラモまで大量露出しましたからねぇ、いやはやマニアックな作品です。ついでに『ジョジョの奇妙な冒険』もしっかり小道具で出演を果たしてましてそこまでやるかと言う感じでした。

このエンドロールの見開きには瀬文(SEVEN)と当麻が常に持ち歩くコロコロカートと昭和的紙袋が背景として宛がわれてるのですが、コロコロカートの秘密がたっぷり描かれてるので個人的にはもうそれだけで満足でしたねぇ。まさかあんなモノでいつもの謎解きやってたは(爆)
後ねぇ、エンドクレジットにも出ない謎の神的青年が出演してるんですが、もう誰が観ても向井理君だと分かるのに伏せる意味あるんですかね。
きっと神木隆之介くん、演じる一十一(にのまえじゅういち)に代わって最終章『欠？』それとも『訣』なのか分かりませんが最大の敵として出て来そうですが、もう観る前に呟いていたら本当に完結しなかったんで、次こそは完結して下さいね。
一応、色んな関係性が終息した感じなのでこのまま終わった事にしてくれても構いませんがやっぱり刑事ドラマじゃなくてSFじゃんって大風呂敷を広げたので大人としての終息のさせ方を観たいです。
それまでにはきっとココロにも新しいパッチワークが出来てるでしょうからね(^-^)b